【SF】2013第6戦SUGO:予選2位の山本尚貴「チームがいいマシンを用意してくれた」

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[今季ベストの予選2位を勝ちとった山本尚貴(写真は第3戦富士にて撮影したもの:©KANSENZYUKU)]

 スーパーフォーミュラ第6戦SUGO。今季は全戦でポイントを獲得しランキング3位につけている山本尚貴(TEAM無限)。ホンダエンジン勢が得意とするスポーツランドSUGOでも速さを見せ、予選では1分06秒343で2位を獲得。ロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)には0.2秒届かなかったものの、ランキング首位のアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)を押さえ、堂々のフロントローを獲得した。今季ベストの予選結果で終えた山本はHondaのリリースを通して、このようにコメントした。

 「路面が汚れていて、レコードライン以外のコースを通ると簡単にスピンしてしまいそうな緊迫した予選だったのですが、ベストを尽くせたと思います。Honda、そしてチームがいいマシンを用意してくれて、そして予選までにしっかりと仕上げてくれました。今シーズンの決勝のレースペースは、開幕戦の鈴鹿ラウンド以外はよくないので、明日の決勝では、その対策はしていますし、明日に向けて今日やれることをチーム一丸となって考えて、一番高いところに上れるようにがんばりたいと思います。また、今大会からチームメートに復帰した佐藤琢磨選手とは、マシンのセッティングを一緒にして臨んでいますので、お互いに話し合って効率よく情報を共有しています。琢磨選手も戻ってきたばかりでしっかりとQ3まで残っていて、すばらしいなと思いました。明日も2台で速いマシンを仕上げて、2台で上位を戦うことができればいいなと思っています」(Hondaリリースより)

 実は、彼がフロントローに並ぶのは2011年開幕戦の鈴鹿で初ポールを獲得して以来。今季ベストの予選結果ではあったものの、山本はまだ満足した表情を見せず、予選後の記者会見では「ロイック選手に負けて悔しい」と本音を口にした。最終戦の鈴鹿は、現在チャンピオン争いをしているデュバル、ロッテラーともにWEC第7戦(上海)とレース日程が重なっており、スーパーフォーミュラの欠場が決まっている。そのため彼らと直接対決できるのは、このSUGOが今季最後となるのだ。第3戦富士で3位表彰台を勝ち取った時も「彼らが欠場する最終戦までにはやっつけたい」と語っていた山本尚貴。予選では、その一角を崩すことに成功。あとは名手デュバルをどう攻略するか?山本尚貴の真価が問われる大一番の決勝レースが、いよいよ明日スタートする。

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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