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クルマがなくても会場に行ける! 鈴鹿サーキットへのアクセス(公共交通機関 編)
- 2023/6/12
- 2023年 F1日本GP, etc
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今年も開催されるF1日本グランプリ。すでにチケットの購入を済ませている方、これからという方の中で、「鈴鹿サーキットまでどうやって行こう?」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
どうしてもサーキット場というのは、都会から離れた場所にあり、車がないと行けない。というイメージが持たれがちです。でも、鈴鹿サーキットに関しては、そうではありません! 国内にあるサーキットの中で、公共交通機関でのアクセスがしやすいサーキットとして有名です。
今回は、鈴鹿サーキットへのアクセス方法(公共交通機関 編)を簡単にですが、ご紹介していこうと思います。
【鈴鹿サーキットの最寄駅は?】
まず確認しておきたいのが、鈴鹿サーキットの電車最寄駅。大きく分けて2つあります。それぞれにメリットとデメリットがあるので、そちらもチェックしてみてください。
◯近鉄白子駅
関係者も利用するなど、一番有名な最寄り駅として知られています。白子駅からのアクセスはバスかタクシーの2パターンになります。(たまに歩いている人も見かけますが、徒歩だと片道1時間以上かかります……)
☆メリット☆
F1日本グランプリ期間中は臨時のシャトルバス(有料)も運行しますので、アクセス手段としては一番簡単。公共交通機関で来場される方の大多数が、この方法を使っています。
★デメリット★
時間帯によってはバス待ちで1時間以上を要する場合があります。もちろん、ピーク時は電車も混雑します。白子駅からタクシーで向かうパターンですが、周辺道路が混雑しているので、予想以上に時間がかかってしまうケースも考慮しておかなければいけません。
◯鈴鹿サーキット稲生駅
距離で見ると、鈴鹿サーキットから一番近い駅になります。
☆メリット☆
徒歩で行ける!(約25分)
駅からサーキットまで一本道なので、迷うことはありません。
★デメリット★
電車の本数が非常に少なく、通常運行の場合は2両編成で乗れる人数も限られるため、行き帰りの際に待ち時間が発生します。
2022年も話題になりましたが、伊勢鉄道はF1に本グランプリ用の臨時ダイヤ運行を行うことが多いですが、金曜日は対象外なため、激しい混雑となります。それらも踏まえて、余裕を持って移動するようにしましょう。
3つ目の候補!
近鉄伊勢若松駅で乗り換えて10分ほど行ったところに平田町駅があり、アクセス手段は限られますが、ここも最寄り駅のひとつになります。
タクシーで約15分程度ですが、日本グランプリ開催期間中は渋滞も激しいため、30分くらいかかる可能性もあります。また平田町方面はタクシーの台数に限りがあるため、空車を見つけるのが難しく、そこで時間がかかってしまう場合もあります。
ちなみに徒歩で行くとメインゲートまで、約45分。晴れていて朝晩の涼しい時間帯なら良いですが、天気が悪い時はおすすめしません。
実は4つ目の候補も?
鈴鹿市のお隣、亀山市にあるJR亀山駅。京都・滋賀方面からは、JR草津線、JR関西本線を利用してアクセス可能です。(こちらのメリット・デメリットは次回ご紹介します)
続いては、各地方からのアクセス方法について、まとめてみました。
【東京方面から行く場合】
東京方面から行かれる場合、まず目指すポイントは名古屋です。新幹線を利用される方が一番多いですが、移動費を節約したい場合は高速バスというパターンもあります。もちろん予期せぬことで遅延等も発生したりするので、その辺のリスクは事前に整理しておく良いでしょう。
名古屋駅からは鈴鹿サーキットへのアクセス以下の2パターンです。
・JRの場合は“快速みえ”で四日市まで行き、伊勢鉄道に乗り換えて、鈴鹿サーキット稲生駅で下車
・近鉄の場合は、近鉄名古屋駅から白子駅で下車
【北海道や九州などから行く場合】
北海道や九州など、遠方からいらっしゃる方は、飛行機を利用するという方法があります。その際、目指す場所は中部国際空港セントレア。そこから名鉄の空港特急もしくは名古屋駅へのバスが出ているほか、高速船津エアポートラインで津なぎさまち港へ移動し、津駅へ移動するというパターンもあります。
【大阪方面から行く場合】
大阪方面から行く方は、大阪難波駅から近鉄で白子駅まで向かうのが一番便利です。途中の津駅で伊勢鉄道に乗り換えて、鈴鹿サーキット稲生駅へ向かうことも出来ます。
前述でも触れた遠方から飛行機を使うパターンでも、関西国際空港から大阪難波駅へ移動し、近鉄線を利用するという方法もあると思います。
【北陸・京都方面から行く場合】
京都から向かう場合は主に2パターンです。
・新幹線で名古屋へ向かって、鈴鹿サーキット稲生駅or白子駅へアクセスする。
・近鉄京都駅から大和八木駅を目指し、そこから白子駅方面の電車に乗り換える。
時間のことを考えると名古屋経由の方が圧倒的に早いですが、新幹線を使っている分、移動費もかかってしまいます。費用面を考えると大和八木駅を経由するパターンがおすすめです。
ちなみに福井・石川・富山など北陸方面からいらっしゃる方は、米原駅で新幹線に乗り換えて、名古屋から鈴鹿サーキットへアクセスするパターンもあります。
【鈴鹿サーキットへのアクセス ワンポイント!】
『到着目標時刻の“1時間30分前行動”』
「何を言っているのだ……」と突っ込みたくなる方も多いかもしれませんが、F1日本グランプリ開催期間中、特に予選日や決勝日は5万人を超える観客がサーキットに集結します。そうすると、車と公共交通機関の両面からアクセスできる鈴鹿サーキットであっても、渋滞などの混雑は避けられません。一番ピークに達する時は、白子駅から鈴鹿サーキットまでバス待ちの時間を含めると1時間以上かかるケースも珍しくありません。なので、皆さんが想像している1.5倍くらい時間に余裕を持った移動をすると、走行セッションに間に合わないと焦る心配もなくなります。
朝早くから移動することによって、場内のグッズショップを回ることができたり、場内の遊園地で遊んだりと、サーキットで楽しめる時間も増えます!
※金曜フリー走行日も意外と混む!
「ならば、動員数が比較的少ない金曜日はスムーズにサーキットへ行けるのではないか?」と思う方も多いでしょう。実は、鈴鹿サーキット近隣にある企業や工場は通常通り稼働している“平日”になるので、通勤ラッシュの時間帯は週末以上の混雑具合となります。逆に言えば、金曜日の方が時間に余裕を持って行動しましょう。
【まとめ】
いかがだったでしょうか?
それぞれにメリットとデメリットはありますが、車がなくてもサーキットへ行くことは可能。渋滞のことを考えると、公共交通機関でアクセスする方が楽だという声もあります。
レース観戦のみならず、旅行に行く際はそうだと思いますが、事前に移動方法を確認し、どれくらいの時間がかかるのか? お金はいくらかかるのか? をシミュレーションしておくことが重要です。
F1日本グランプリ開催当日まで時間がありますので、少しずつ準備しておきましょう!
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