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【鈴鹿サウンド・オブ・エンジン】今年もF1にグループCと盛りだくさん!2日間で23,000人が来場
- 2017/11/19
- SUZUKA Sound of ENGINE
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今年も鈴鹿サーキットに往年の名車が集うヒストリックレーシングカー・レーシングバイクのイベント「リシャール・ミル鈴鹿サウンド・オブ・エンジン2017」が開催された。
様々なカテゴリーで活躍し名シーンを生み出してきたマシンやバイクが集まるイベントとして、2015年からスタート。昨年から高級時計ブランドの「リシャール・ミル」が冠スポンサーとなり、さらに盛り上がりを見せている。
3年目となった今回は、F1の前座レースとしても開催されている有名イベント「マスターズ・ヒストリック・フォーミュラワン」のエキシビション戦が開催され、昨年を上回る多数のF1マシンが登場。さらに1990年のF1日本GPで2位表彰台を獲得したロベルト・モレノが来場。彼が現役でF1を走っていた時以来となる22年ぶりの鈴鹿訪問ということで、2日間とも熱心なファンが彼にサインを求めている姿が何度も見られた。
土曜日はあいにくの雨模様となったが、マスターズ・ヒストリック・フォーミュラワンに出場する各オーナーたちはしっかりウエットタイヤを準備。F1日本GPで数多くの名勝負が生まれた鈴鹿サーキットを積極的に走り込んでいた。
またグループCカー部門では、日産R92CPが2台登場し、星野一義と長谷見昌弘がランデブー走行を披露。トヨタは1992年ル・マン24時間レースで総合2位に入ったTS010(走行したのはSWC仕様)を用意。片山右京がアグレッシブなドライビングをみせた。
モレノも当初は走行を担当するマシンがなかったのだが、オーナーの厚意によりウィリアムズFW04、FW08をドライブしていた。
2日目の19日(日)は天候も回復。しかし冬型の気圧配置で全国的に厳しい寒さとなり、鈴鹿サーキットも冷たい風が吹く1日に。それでも、往年のマシンたちを一目見ようと多くのファンが集まり、前日(6000人)を上回る17,000人の動員を記録した。
この日も、F1やグループC、さらに2輪のWGPマシンから60年代の車両などが登場。レジェンドF1カーのデモレースでは1976年に富士スピードウェイで行われた日本GPで活躍したコジマKE07も走行。こうして日本国内で走行するのは今まで滅多になく、大きな注目を集めた。
1日目はアクシデントにより中止となったマスターズ・ヒストリック・フォーミュラワンのデモレースでは、各車ともスタートから全開走行を披露。ところどころで接近戦のバトルも展開された。
結果は、今季F3-Nクラスに参戦し、マスターズ・ヒストリック・フォーミュラワンの公式戦で優勝経験のある久保田克昭がトップチェッカーを受けた。
このイベントの最終デモレースとなったグループCカーでは11台が出走。前日のウエット路面では走行を控えていたマツダ787B、767も登場し、1990年代初頭のプロトタイプカー選手権にタイムスリップしたかのようなスタートシーンとなった。
こちらも、序盤から接近戦のバトルが展開。特に片山が駆るTS010と久保田が駆るフロムエーカラーの日産R90CKは、実際のレースと変わらない手に汗握るバトルを披露。スタンドに詰めかけた観客も、釘付けになっていた。結局、このレースでも終始安定していた久保田がトップでチェッカーを受けた。
こうして2日間に渡るイベントは終了。合計の動員数は23,000人となった。
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