明日からのSUPER GT第6戦鈴鹿1000kmの開幕を控えてた鈴鹿サーキットで、このレースに代わって新しくスタートする「鈴鹿10時間耐久レース」の概要発表会が行われ、レース当日に使用されるタイヤは全車ピレリタイヤになることが明らかとなった。
ちょうど開催まで1年に迫った鈴鹿10時間。今回の概要発表には、メディアだけではなく、今年GT300クラスに参戦するチームのオーナーや関係者も集まり、発表内容に注目が集まった。
冒頭に山下晋モビリティランド社長から挨拶があり、ちょうど各エントラントに対しても申し込みに関する資料を配布したとコメント。さらに新たな発表として、ピレリタイヤのワンメイク供給になることも、山下社長から明かされた。
さらに今回は、コラボレーションパートナーであるGTAの坂東正明代表、SROのステファン・ラテル代表も挨拶。各国で開催されているGT3による耐久レースで勝ち抜いた強豪チーム、さらにSUPER GTで活躍するチームも加わって、この鈴鹿10耐がGT3カーによる世界一決定の舞台が少しずつ整いつつあることが、明らかとなった。
またピレリ・モータースポーツビジネス担当取締役のエルネルト・ガルシア・ドミンゴ氏も登壇し、挨拶した。
記者発表の後半には、現在GT500クラスに参戦する、レクサス(トヨタ)、日産、ホンダの各モータースポーツ部門トップによるトークショーも行われ、3社それぞれの意気込みについても語った。
長年の歴史を誇ってきた鈴鹿1000kmは今年で終了となり、来年から鈴鹿10耐に新しく生まれ変わるのだが、SUPER GTのシリーズ戦については、5月19・20日に300kmレースとしての開催も決定。山下社長、坂東代表ともに、こちらについても尽力していくことを約束していた。
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