今週末、鈴鹿サーキットで開幕する2017SUPER GT第6戦インターナショナル鈴鹿1000kmにスポット参戦するジェンソン・バトンが、東京・青山にあるホンダウエルカムプラザでのファンイベントに登場。集まった150名以上のファンに、週末に向けての意気込みを語った。
昨年いっぱいでF1フル参戦を終了し、しばらくは休養すると話していたバトンだが、ホンダの協力もあり、以前から興味を持っていたSUPER GTへの参戦が決定。シーズン最長となる鈴鹿1000kmにNo.16 MOTUL MUGEN NSX-GTの第3ドライバーとしてスポット参戦が決定した。
バトンが事前に来日をするため、急きょ開催されたファンミーティングだったが、平日にも関わらず150名を超えるファンが集まり、中にはF1でもよく目にしたバトンの手作り応援グッズを持参してきているファンもいた。
会場奥の階段から登場したバトンは、笑顔でファンとハイタッチしながらステージへ。「こうして日本のファンのみなさんに会うことができて嬉しいし、日本に、こうして戻ってくることができて本当に嬉しい」と挨拶した。
前半はバトンのみが出演してのトークショーが行われ、SUPER GT参戦に関する経緯や、2回参加したテストでの印象。さらに鈴鹿サーキットでの思い出などを語った。今回は、2011年のF1日本GPで着用したスペシャルデザインのヘルメットで参戦する。
このイベントでバトンは、ヘルメットに描かれており、F1ファンにとってはおなじみの「ジェイビー」が描かれたTシャツを着て登場。ちなみに、このTシャツは数量限定で鈴鹿サーキットで発売されるという。
さらに、16号車のレギュラードライバーである武藤英紀、中嶋大祐も登場。テストの時のエピソードや週末の第6戦に向けての意気込みを語った。
ここで、今週末の決勝で、誰がどのスティントを担当するかの話に。通常、第3ドライバーは長距離戦に備えてのリザーブドライバー的な要素が強く、実際に乗っても1スティントぐらいだというが、今回のバトンに関しては、武藤・大祐と同じようにスティントを分け合ってドライブするとのこと。しかしバトンは「できれば最終スティントがいいよ。第1スティントは暑くて大変じゃない!僕はルーフのついたマシンに慣れていないから、すごく暑そうだよね」というコメントするなど、会場内は終始和やかな時間が流れていた。
イベントの終盤には、3人がそれぞれ週末への意気込みを書いたメッセージフリップやサイン入りTシャツのプレゼント抽選会が行われた。バトンも、ファンに対して優しく対応し、当選者も大喜びだった。
最後にバトンは「チームメイトの2人とともにベストな走りをしたい。ファンの皆さんの為にもいい走りをしたい」と意気込みを語り、初のSUPER GTでの健闘を誓っていた。
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