7月27日から30日まで鈴鹿サーキットで開催された2017“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース。公式発表によると、決勝日の動員数は74,000人、4日間の総来場者数は128,000人となり、昨年を上回る盛り上がりを見せた。
決勝日も朝から分厚い雲に覆われたが、夜明け前から全国の8耐ファンが鈴鹿サーキットに集結。午前6時30分のゲートオープン前から、長蛇の列となっていた。この日は早速7時からピットウォークが始まるが、例年以上の賑わいを見せ、早くもピットレーンは超満員となっていた。
またGPスクエアやBASE8耐も大盛況。特にBASE8耐は年々出展数やエリアが拡大。通常テントが建ち並んで、バイク用品やグッズの販売も行われるのが、今年はなんと“ログキャビン”が登場。No.27TransMapRacing・TeamNAGANO with ACE CAFEをスポンサードしている「マルアサ工房」のログキャビン。バイクも展示され、多くの来場者から注目を集めていた。
また今年はスタート前に迫力あるオープニングセレモニーが開催された他、レース終盤の日没時には恒例の「ライトんボード」が登場。今年もEWCのシリーズ戦であるため、レギュレーション上スタート時から常時ライト転倒なのだが、ライトオンボード提示時からバイクのゼッケンナンバー点灯も義務付けられる。
40年続く、レース終盤の風物詩ともいえるシーンに、レース途中はスタンドを離れていたファンも徐々に席に戻り、ゴールの瞬間を待ちわびていた。そして、今年は色とりどりのサイリウムも用意され、残り1時間でのナイトランを幻想的なものに演出。19時30分のゴールを迎え、ウイニングランを終えると、ファンがホームストレートになだれ込み、今年も表彰式が感動と興奮の渦に包まれた。
そして、4日間の鈴鹿8耐の締めくくりは、今年も「花火」。
ピットレーンやホームスストレート、パドック、グランドスタンドなど、それぞれの場所からそれぞれの思いでファン・関係者らが、鈴鹿の夜空を彩る花火を見上げていた。
こうして40回目を迎えた鈴鹿8耐は閉幕。決勝日の動員数が昨年より5000人多い74,000人。ここ数年の中では一番多い来場者数となった4日間の総来場者数も128,000人と、こちらも昨年を上回る結果となった。
今年は例年より気温が低く、鈴鹿8耐らしい暑さが感じられない日が多かったが、今年も1年に一度のお祭り「鈴鹿8耐」を、ファン・チーム・関係者らが楽しんでいたレースウィークだった。
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