鈴鹿サーキットで行われている2017鈴鹿8耐の公式予選は午後の2回目が行われ、総合トップはNo.21YAMAHA FACTORY RACING TEAMが獲得。トップ10トライアル進出チームが出揃った。
午後になって太陽が顔を出し、一気に夏らしい天候に変わった鈴鹿サーキット。2回目のセッションでは上位チームはタイムアタックをせずに決勝を見据えてのロングランを行うチームが多かった。
その中でも、鋭い速さをみせたのがNo.634MuSASHi RT HARC PRO.Honda。午前中のセッションではなかなかタイムが伸びなかったジャック・ミラーが2回目で2分07秒586をマーク。これで総合の平均タイムでも3番手に浮上した。さらにライダーレッドの中上貴晶も自己ベスト更新とはならなかったが、それに迫る2分07秒中盤のラップタイムを連発し、No.21YAMAHA FACTORY RACING TEAMよりも速いアベレージでロングランを行なっていたのが印象的だった。
最終セッションとなるライダーレッドのパートでは、トップ10トライアル進出をかけた10番手争いが白熱。最後の最後でNo.25Honda鈴鹿レーシングチームやNo.22Satu HATI.Honda Team Asiaがトップ10圏内に滑り込み、0.1秒の総合タイム争いを制していた。また、9年ぶりに8耐に参戦するNo.19モリワキMOTULレーシングは総合8番手でトップ10トライアル進出を決めた。
結局、総合トップは21番ヤマハファクトリーで、昨年に続き強さを見せる結果となった。2番手にはNo.12No.12ヨシムラ スズキMOTULレーシング、3番手に634番ハルクプロ・ホンダがつけた。
その他、注目の予選結果とトップ10トライアル進出チームは以下のとおりとなっている。
1位No.21YAMAHA FACTORY RACING TEAM(中須賀克行/アレックス・ローズ/マイケル・ファン・デル・マーク)2分07秒116
2位No.12ヨシムラ スズキMOTULレーシング(津田拓也/シルバン・ギュントーリ/ジョシュ・ブルックス)2分7秒523
3位#634MuSASHi RT HARC PRO.Honda(高橋巧/ジャック・ミラー/中上貴晶)2分07秒538
4位No.11カワサキTeamGREEN(渡部一馬/レオン・ハスラム/アズラン・シャー・ビン・カマルザマン)2分07秒867
5位No.5F.C.C.TSRホンダ(ドミニク・エガーター/ランディ・ドゥ・プニエ/ジョシュ・フック)2分07秒919
6位No.7YART YAMAHA Offical EWC Team(ブロック・パークス/野左根航汰/マーヴィン・フリッツ)2分08秒176
7位No.71Team KAGAYAMA(加賀山就臣/ハフィス・シャーリン/浦本修充)2分08秒553
8位No.19モリワキMOTULレーシング(高橋裕紀/清成龍一/ダン・リンフォート)2分07秒796
9位No.25Honda鈴鹿レーシングチーム(日浦大治朗/亀井雄大/安田毅史)2分08秒984
10位No.22Satu HATI.Honda Team Asia(ディマス・エッキー・プラタナ/ザクワン・ザイディ/ラタポン・ウィライロー)2分09秒295
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