2017年のSUPER GT第2戦富士。注目の公式予選が3日、富士スピードウェイで行われ、GT500クラスはNo.38 ZENT CERUMO LC500、GT300はNo.4グッドスマイル初音ミクAMGが今季初のポールポジションを獲得した。
午前中は晴天に恵まれた富士スピードウェイだが、予選開始直前になり雲が多くなり、少し肌寒さも感じるほどに。気温18度、路面温度30度の中で始まった。
今回も走り出しからレクサス勢が好調で、トップタイム争いも基本的に同陣営のみ。その中でも速さをみせたのが、開幕戦では5位に終わってしまったが、比較的ウェイトが軽いNo.36au TOM’S LC500。今回は中嶋一貴がWECに参戦するため、伊藤大輔が代役参戦している。
Q1ではジェームス・ロシターが1分28秒056を記録しトップ通過。その他もレクサス勢も順当に勝ち上がり、全6台がQ2へ進出した。一方、ライバル陣営ではホンダがNo.8ARTA NSX-GTが5番手、No.23MOTUL AUTECH GT-Rが8番手で次のラウンドへ進出。
しかし、全体的に接近した結果となり、トップ8が0.6秒以内。9番手となったNo.100RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴)は、0.023秒差で脱落という悔しい結果となった。
この混戦はQ2でも続くことに。各車がワンアタックに備えてタイミングを見計らいコースイン。目まぐるしくトップが入れ替わる展開となった。
ここでリードしたのが38号車の立川。アタックラップ1周目に1分28秒101を記録し暫定トップ。36号車の伊藤も2番手につけた。そこに割って入ったのが、なんと日産勢で唯一Q2に残った23号車。ロニー・クインタレッリが渾身の走りで1分28秒168をマークしたのだ。
もしかすると大逆転ポールポジションもありえるかもしれないという残り1分。連続でアタックした立川が、1分27秒825を叩き出し他を圧倒。今季初のポールポジションを決めるとともに、立川にとっては通算最多PP回数を更新する22回目のポールとなった。
2番手には23号車が続き、3番手にはNo.6WAKO’S 4CR LC500(大嶋和也/アンドレア・カルダレッリ)が続いた。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。