東京・お台場で開催されている年に一度のモータースポーツの祭典「MOTOR SPORT JAPAN 2017 Festival in Odaiba」は16日も多くの来場者で賑わい、67,770人を記録。2日間の合計で121,664人となり、過去最大級の盛り上がりをみせた。
この日も朝9時からイベント会場がオープン。1日目は途中でにわか雨に見舞われたり、風が強い中での開催となったが、今日は最高気温26度と夏日を記録。会場も絶好のモータースポーツ日和となり、特に午前中からの来場の多さが印象的だった。
特設走行エリアでは、昨日同様にD1やラリーのデモ走行などが開催。また各ブースでも、トークショーやタイヤ交換体験など、様々なコンテンツが用意され、特に今日は子ども連れの家族が多く、各ブースを回って楽しんでいた。
また、実際のサーキット同様にレースクイーンも登場。たくさんのカメラに囲まれるシーンもあったり、子供たちとの写真撮影にも応じるなど、いつものサーキットと変わらない風景も。会場には今日初めてモータースポーツに触れるという方も多く、特にデモ走行前の車両の暖気や、エンジン始動デモンストレーションでは、レーシングカーの迫力あるサウンドが響き渡ると、自然と駆け足でその方向に向かっていく人の姿もみられた。
午後は昨日同様に、SUPER GTピットストップコンテストを開催。昨日は痛恨のミスで敗れてしまった日産チームが完璧な作業をみせライバルを圧倒し、見事優勝を飾った
また昨日も大盛り上がりとなったメーカー対抗お台場カートグランプリでは、各陣営が優勝を手にするべく、あれやこれやの作戦を敢行。特にドライバー交替での積み木を組み上げる場面では、ドライバーだけでなくチーム関係者やレースクイーンまで協力しての総力戦となった。
結果、2ヒートともで安定した強さを発揮したスバルチームが2連覇。最後は総合ポイントで決まる僅差での勝利だっただけに、昨日以上に喜びを爆発させていた。
こうして、大盛況のうちにイベントが終了。2日目の来場者数は67,770人を記録。前年は強風により2日目が中止となったため、純粋な比較はできないが2015年の2日目は64,606人。ここ数年の中では一番の盛り上がりとなり、2日合計の総来場者数は121,664人を記録。こちらもここ数年では最高の来場者数となった。
今回、お台場の会場に登場したMSJのスーパーバイザーを務める近藤真彦氏はメインセレモニーで挨拶し「都会の真ん中にモータースポーツを持ってきて、モータスポーツを知っている方、また初めての方に手で触れもらい、目で見てもらい、耳で聞いてもらう。このコンセプトでイベントをスタートしました。それから何年も経って、今年は国内メーカーに加え海外のメーカーにも参加していただいております。このイベントが発展してきた証ではないかなと思っております」とコメント。
昨年は2日目が悪天候で中止となってしまったのだが、今年は特に2日目の天気がよく、予想をはるかに上回る賑わいとなった。
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