今年も東京・お台場を舞台にモータースポーツの祭典「MOTOR SPORT JAPAN 2017 Festival in Odaiba」が開幕。初日から前年を上回る53,894人が来場。大盛況の1日目となった。
2006年の初開催を皮切りに、今年で12回目を迎えたイベント。普段はなかなか接する機会が少ないモータースポーツやサーキットの雰囲気を少しでも身近に感じてもらうべく始まったイベントだ。
今年も日産、トヨタ、ホンダ、スバルなど国内外のメーカーがブースを出展。今年は新たにアウディも大きなブースを構え、先日のスーパー耐久でデビューしたTCRのRS3 LMSも登場していた。
特設走行エリアでは、今年も様々なイベントが開催され、ドリフトのデモンストレーションから全日本ラリーのSSを模したデモイベント。さらに恒例となっている日産、レクサス、ホンダによるピットストップコンテストが開催された。
その中でも、今日一番の盛り上がりをみせたのが、メーカー対抗のカートレース。数年前まで開催され人気を博していたが、今回は満を持しての復活。しかも、スーパーラップ方式での予選があったり、ドライバー交替時には積み木を組み立てるという特殊な課題も設けられるなど、運動会の障害物競走のような要素も取り入れられる、初心者のファンにとっても気軽に観られるイベント構成となっていた。
しかし、いざレースが始まると、各ドライバーともに真剣モードで、サーキットで実際にレースをしているような雰囲気に。中にはお台場に遊びに来ていたついでに来場した方も多く、その走りと独特の雰囲気に、つい見入ってしまっている人も多かった。
1日目のレースでは2ヒートともスバルチームが勝利。最後まで目が離せない白熱したバトルとなった。
また各ブースではレーシングカーや話題の市販車への乗り込み体験。また実物同様の体験ができるシミュレーターコーナーやドライバートークショーなど、1日だけでも回りきれないほどのコンテンツで盛りだくさんとなっていた。
この日はお昼すぎに雨がぱらついたものの、それ以外は暑さを感じるほどの陽気となり、客足も好調。昨年を4000人も上回る53,894人が来場。日曜日も天気が良ければ、さらなる来場が見込まれそうだ。
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