2017年のSUPER GT第1戦が8日、岡山国際サーキットで開幕。公式練習はNo.38 ZENT CERUMO LC500(立川祐路/石浦宏明)がトップタイムをマークした。
前夜からの雨でウエット路面でスタートとなったが、今年は日曜朝のフリー走行がなくなったこともあり、走行時間が減少。各車が少しでもデータを収集、マシンのセッティングを進めようと積極的に周回を重ねた。
少しずつ路面も乾き始めて来ていたが、開始50分を迎えるところで、コース上に停車した車両が出たため赤旗中断。再開までに時間がかかってしまい、10時07分に再びコースインとなった。
この頃になると、ドライコンディションになり各車とも一気にペースアップ。GT500はテストでの評判通りレクサス勢が上位を独占。一方、GT300クラスは岡山を得意とするメルセデスAMG GT3勢が上位につけ流展開となった。
残り10分ずつの専有走行でも、この勢力図は変わらず、GT500はNo.38 ZENT CERUMO LC500(立川祐路/石浦宏明)が1分18秒600でトップタイム。2番手にNo.36au TOM’S LC500(中嶋一貴/ジェームス・ロシター)、3番手にNo.37Keeper TOM’S LC500(平川亮/ニック・キャシディ)、そして4番手にNo.1DENSO KOBELCO SARD LC500(ヘイキ・コバライネン/平手晃平)が続き、レクサス勢がトップ4を独占した。
GT300はNo.4グッドスマイル初音ミクAMG(谷口信輝/片岡龍也)が1分25秒869でトップ。こちらもメルセデス勢が上位につける形となり、No.65 LEON CVSTOS AMG(黒澤治樹/蒲生尚弥)が2番手。さらにNo.111エヴァRT初号機Rn-s AMG GT(石川京侍/山下亮生)も6番手につける速さをみせ、トップ8台がFIA-GT3勢。JAF-GT・マザーシャシーでは昨年王者のNo.25VivaC 86 MC(松井孝允/山下健太)が9番手につけた。
注目の公式予選は14時45分からスタート予定。このままいけばドライコンディションでのタイムアタックバトルが見られそうだ。
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