2017年のSUPER GT開幕まで2週間となった25日、富士スピードウェイでスタート。初日のセッションはNo.36 au TOM’S LC500がトップタイムを記録した。
すでに先週末の岡山国際サーキットで1回目の公式合同テストが行われ、今回の富士は2回目。シリーズ戦でも観客動員数が多い富士スピードウェイでのテスト、さらに春休み中ということもあり、朝から多くのファンが来場しグランドスタンドをはじめ、各コーナーでSGTマシンの走りを堪能した。
当初の予定では午前と午後に2時間ずつのスケジュールだったが、26日が悪天候の予報が出ており、ドライコンディションでのテスト時間を増やすため走行時間が急遽延長された。
今年はレギュレーション変更に伴い、3メーカーともに新マシンを導入するGT500クラス。岡山ではレクサス勢が速さをみせたが、ここ富士でも勢力図は変わらず、午前・午後ともにレクサス勢がトップ5を独占。
結局、午後に36号車のジェームス・ロシターが記録した1分28秒750が総合トップタイム。2番手にNo.38ZENT CERUMO LC500、3番手にNo.6WAKO’S 4CR LC500となった。
日産勢ではNo.12カルソニックIMPUL GT-Rが最速で、最後の専有走行でヤン・マーデンボローが6番手タイムを記録。ホンダ勢では今季から久しぶりにGT500に参戦するNo.16MOTUL MUGEN NSX-GTが7番手に入った。
GT300クラスはFIA-GT3勢が好調。午前中はNo.11GAINER TANAX AMG GT3がトップタイムだったが、午後のセッションではNo.3B-MAX NDDP GT-Rがタイムを更新。最後の専有走行では高星明誠が1分36秒221を記録。2番手以下に0.5秒の大差をつけた。
2番手には11号車、3番手にはNo.9GULF NAC PORSCHE 911が続いた。
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