今年も東京モーターサイクルショーが行われている東京ビックサイトで、「2017コカ・コーラ鈴鹿8時間耐久ロードレース」の記者発表会が行われ、注目の第40回記念大会の開催概要が明らかとなった。
1978年の第1回大会を皮切りに、毎年熱い戦いが繰り広げられてきた鈴鹿8耐。1984からはコカ・コーラが冠スポンサーを務めている。近年ではコカ・コーラ ゼロ鈴鹿8耐として親しまれてきたが、今年は冠スポンサーを久しぶりに「コカ・コーラ」に変更。数々の名勝負とともにあった、赤いロゴマークが戻ってきた。
発表会の冒頭では、毎年恒例となっているコラボCMも公開された。
さらに今年は、FIM世界耐久選手権の2016-2017シーズン最終戦として開催。世界耐久チャンピオンが決まる1戦としても注目を集めることになる。会場には昨年に引き続きユーロスポーツ・イベンツ代表のフランソワ・リベイロ氏が来場。「今年、鈴鹿8耐は特別なイベントとなることは明らかです。40周年を祝うだけではなく、EWCの最終戦になります。非常に激しいものとなるでしょうし、私大変楽しみにしています。鈴鹿8耐が世界で一番の耐久レースにしていけるよう頑張っていきます」とコメントした。
また今年も、参戦ライダーがこのタイミングで何人か明らかにされた。
王座奪還を目指すMuSASHi RT HARC PROはMoto2で活躍中の中上貴晶を起用。2010年大会の優勝メンバーである高橋巧とコンビを組み、さらに3人目のライダーについても調整中とのことだ。
昨年、カワサキに久しぶりとなる表彰台をもたらしたTeamGREENは、その立役者だったレオン・ハスラムと再び契約し、カワサキ勢では24年ぶりとなる優勝を目指す。
またホンダの部品を製造するサプライヤー16社が集まって結成された「Team SuP Dream Honda」が今年参戦。そのライダーには、鈴鹿8耐では4勝を挙げた伊藤真一を起用。これまでの8耐を盛り上げてくれたライダーが久しぶりに、その舞台に帰ってくる。
また2009年から始めている「ヤング割」も認知度が高まり、最近では多くの若者が来場するようになった。40回記念にあたり、そのキャンペーンをさらに進化。対象年齢を広げ16歳から無料で観戦できるようにしている。
チケットの発売は5月13日から。レースは7月27日に開幕し、30日に決勝レースが行われる。
開幕まで約3ヶ月。今年もアツい夏に向けて、いよいよ伝統の1戦が動き出した。
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