【SF】2017鈴鹿合同テスト:ピエール・ガスリー、1日目から4番手!「たくさんのことを学べた」

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2017年のスーパーフォーミュラ鈴鹿合同テスト。注目のGP2王者ピエール・ガスリー(TEAM無限)は初日から4番手タイムを記録。速くも高いポテンシャルを発揮していた。

レッドブルジュニアチームのドライバーで将来はF1へのステップアップも確実と言われているガスリー。昨年GP2チャンピオンを獲得し、ストフェル・バンドーンと同じように日本にやってきた。

彼にとっては、鈴鹿ファン感での公開テストが初走行。まだ本格的なペースアップはせずマシンに慣れることに徹していたようだが、6日からのテストでは彼が持つパフォーマンスが存分に発揮された。

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午前中は10番手タイムだったが、午後になると徐々にペースをあげ、1分36秒台に突入。最後の予選アタックのシミュレーションでは1分36秒190をマークし、ホンダエンジン勢ではトップとなる4番手タイムを記録した。

その前後を見ると3番手の石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)とは0.006秒差。前年チャンピオンで石浦のチームメイトである国本雄資のベストタイム(1分36秒616)を上回る速さをみせたのだ。

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走行を終えたガスリーは、このように語ってくれた。

「良い1日目だったよ。いろんなことを学ぶことができたし、新しい発見もたくさんあった。とにかく、マシンがとても速いのに驚いたよ。グリップ力もあるし、ダウンフォースもあるし、本当にチャレンジングだった。また鈴鹿は難しいコースでもあるから、もっと細かいところまで覚えなきゃいけないし、他にも良くしていきたいところはたくさんある」

「GP2と比べるとハイスピードコーナーが本当に速いね。特に鈴鹿サーキットはスーパーフォーミュラのマシンの良さが際立つコース。ハイスピードコーナーが多くて、特にセクター1はそう。横Gもすごくかかるから、ちょっと首が疲れているかな」

「まだまだ明日もやらなければいけないことがたくさんあるから、もっと速く走れるようにしていきたいから、明日も引き続き色んなことを学びながら、開幕に向けて準備していきたいね」

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また今回は、2台体制になったTEAM無限も好調な様子。残念ながら山本尚貴はマシントラブルが発生し、最後のアタックができず2日目の最終セッションでは、どこまで上位に食い込むのか。非常に楽しみだ。

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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