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【SF】2017鈴鹿合同テスト(1日目午後):ついに1分35秒台に突入!ロッテラーが貫禄のトップタイム
- 2017/3/6
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鈴鹿サーキットで行われている2017年のスーパーフォーミュラ合同テスト。1日目の午後セッションでアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)が1分35秒657を記録、国内トップフォーミュラでは史上初めて1分35秒台に突入した。
午後のセッションは15時00分からスタート。開始早々にナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING)と関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がデグナーでコースオフし赤旗中断。セッション後半でも中嶋大祐(TCS NAKAJIMA RACING)もスプーンで止まってしまい、このセッションでは2度の赤旗中断があった。
前半はロングランなどをメインにしたメニューを各車こなしていたようだが、後半になるとルーキードライバーたちが積極的にタイムを更新し始める。まずはGP2チャンピオンのピエール・ガスリー(TEAM無限)が、1分36秒946をマークすると、午前中はコースオフが目立ったヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が1分36秒936でトップに。今年注目の2人が一足早く1分36秒台に入った。
しかし、残り10分を切って、各車が予選シミュレーションに入るとチャンピオン経験者たちが揃ってタイムを更新。その中でも速さを見せたのが、今年で参戦15年目となるロッテラー。ほぼ全セクターのタイムを更新し、1分35秒657をマーク。僚友の中嶋一貴が1分36秒071で続き、石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)が1分36秒184で3番手となった。
このロッテラーのトップタイムは、自身が2014年に記録したコースレコード(1分36秒996)はもちろん、昨年11月のテストで野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が記録した最速タイム(1分36秒456)を大きく上回った。
国内のトップフォーミュラで初めて1分35秒台を記録したロッテラーは、「本当にパーフェクトラップだったし、乗っていて楽しかった。エンジンもパワーアップしたし、マシンのセットアップも上手くいったし、コンディションも最後までドライだったからね。全てがうまくいって完璧な1日だったよ。楽しかった」と、1日を振り返ってくれた。
また注目のガスリーは最後にタイムアタックを行い1分36秒190で4番手でホンダ勢が最速。同じエンジンユーザーで、ここ鈴鹿で強い山本尚貴(TEAM無限)や中嶋大祐が、トラブル等で最後のアタックができなかった部分もあってのポジションとなったが、本格的なテスト1日目でいきなり経験豊富なドライバーたちの間に割って入ったのは見事だった。
なお、今季SFデビューを飾る山下健太(KONDO RACING)は体調不良により、今日のセッションは欠席。明日も未定とのこと。
テストは7日も開催予定で、9時00分〜11時00分。午後は15時00分〜17時00分のスケジュールとなっている。
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