日産/ニスモは17日、2017年のモータースポーツ活動計画を発表。注目のSUPER GT(GT500)のドライバーズラインナップが明らかになった。
昨年は最終戦まで争ったもののタイトル獲得を逃し、悲願の3連覇を達成できず。今年はレギュレーション変更に伴い2017年モデルのGT-Rをベースとしたマシンを開発。タイトル奪還を目指す。
注目のラインナップだが、参戦体制は昨年の変わらず4チーム。このうち、カーナンバーが23に戻ったニスモは、引き続き松田次生、ロニー・クインタレッリのコンビ。MOLAも本山哲と千代勝正で今シーズンも臨む。
チームインパルは4年ぶりにコンビを変更。安田裕信が残留し、新たにヤン・マーデンボローがGT300からステップアップしてきた。昨シーズンはB-MAX NDDP GT-Rから参戦し、いきなり2戦目で優勝。同じくフル参戦した全日本F3選手権でも3勝を挙げる大活躍。まさに満を持してのステップアップとなった。
そしてジョアオ・パオロ・デ・オリベイラは古巣のKONDO RACINGヘ。陣営の中で著しい成長を遂げている佐々木大樹とともに2017シーズンに挑む。
またGT300クラスの日産系チームとしてNDDP RACINGが今年も参戦。星野一樹と高星明誠のコンビが復活することになった。
ニスモの片桐隆夫社長はプレスリリースでコメントを発表。「今年はSUPER GTのGT500クラスに17年仕様のGT-R NISMOをベースとした新型車で参戦します。なんとしてもシリーズチャンピオンを奪還するという固い決意で、クルマ、組織、体制といったあらゆるものを見直し、これまで以上の準備を行っています。チーム体制も4チームそれぞれがタイトルを狙える強力な布陣としました。今年も全力で戦いますので、ファンの皆様にはこれまで同様の熱い応援をお願いいたします」と今季についての、思いを語った。
また19日(日)には横浜の日産グローバル本社ギャラリーで、参戦体制の発表会を開催。ドライバーも登場しファンイベントが行われる予定だ。
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