©T.Yoshita/KANSENZYUKU
昨年末から注目を集めていたメルセデスのレギュラードライバーシート争いが16日、決着を見ることになった。
事の発端は昨年の最終戦で初のワールドチャンピオンを獲得したニコ・ロズベルグが突然引退を発表。本来メルセデスは来年もロズベルグとルイス・ハミルトンの布陣で臨む予定だったが、来季のドライバーズラインナップが半分以上決まった状況下で、後任ドライバーを探すことになった。
当初は、リザーブドライバーのパスカル・ウェーレインがレギュラー昇格するという話や、セバスチャン・ベッテル、フェルナンド・アロンソらが移籍するのではないかなど、様々な噂が飛び交った。
しかし年末に入って、バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)が移籍する方向で話が進み始め、空席となるウィリアムズには昨年限りで引退を表明していたフェリペ・マッサが1年限りで復帰する形で交渉が始まった。
そして年が明けた16日。まずウェーレインがザウバー加入を発表。続いてマッサも引退を取り消し再びウィリアムズからの参戦を発表。そして間髪おかずにボッタスがメルセデス加入を発表した。
ボッタスは2013年にF1デビューを果たし、これまで9度の表彰台を獲得。しかしポールポジションや優勝経験はなく、今回のメルセデス移籍は彼にとってはさらなる活躍も期待されるものとなりそうだ。
そしてマッサは再び参戦。昨年は母国ブラジルGPで完走できずに終わるなど、心残りのレースもいくつかあった。そのリベンジを果たすシーズンとなる。
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