【F1】2017年暫定エントリーリスト発表、バンドーンはカーナンバー2を選択

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F1世界選手権を統括するFIAは6日、2017年シーズンの暫定エントリーリストを発表。来季各ドライバーが使用するカーナンバーなどはが明らかとなった。

2017年はチームの増減等は今のところなく、11チーム22台がエントリー。気になるチーム移籍関連では、ニコ・ヒュルケンベルグがルノーへ移籍し、ジュリオン・パーマーと組む。フォース・インディアにはエスティバン・オコンが加入し、こちらはセルジオ・ペレスがチームメイトとなった。

ケビン・マグヌッセンはルノーからハースへ移籍しロマン・グロージャンとのコンビとなる。参戦1年目から他を驚かせる速さを見せていただけに、表彰台経験のある彼の加入で、勢いはさらに加速しそうだ。

フェリペ・マッサの引退に伴い空席となったウィリアムズのシートには若干18歳でヨーロッパF3を制したランス・ストロールが加入。マクラーレンは、ジェンソン・バトンが引退し、ストフェル・バンドーンがいよいよF1本格デビューを果たす。

©T.Yoshita/KANSENZYUKU

注目のルーキードライバーたちのカーナンバーだが、ストロールはカーナンバー18を選択。一方のバンドーンは昨年スポット参戦した時はカーナンバー47を使用していたが、来季はカーナンバー2をつけて臨む。

なお、先日突然のニコ・ロズベルグ引退表明に伴い、空席が一つできてしまったメルセデス。この時点での発表では、まだ「未定」のままとなっている。現在の噂ではリザーブドライバーを務め、マノーからレギュラー参戦していたパスカル・ウェーレインになるのではないかと言われているが、フェルナンド・アロンソをマクラーレンから引き抜くのではないかとも言われており、もし後者の流れで決定すれば来季のドライバーズラインナップはさらに変更していくことになりそう。

今年のシーズンオフは、例年以上に目が離せないものとなりそうだ。

2017F1暫定エントリーリスト(2016年12月6日時点)
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吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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