11月12・13日にツインリンクもてぎで行われた2016SUPER GT最終戦もてぎ。2日間での来場者数は昨年を大幅に上回る59,500人となり、まさに大盛況の2日間となった。
今回は4月に起きた熊本地震の影響で中止となったオートポリス大会の代替戦を12日(土)に行い、13日(日)に通常の第8戦を開催。両日とも朝に予選、午後に決勝という変則的かつドライバーやチームからすれば多忙なスケジュールでのレースウィークとなった。
しかし、観戦するファンは1日で予選と決勝を楽しめるというメリットがあったのか、土曜日から決勝日を思わせるかのような混雑具合。チャンピオンが決まる最終戦は、それを上回る盛況ぶりとなった。
また、海外戦となるタイラウンドを挟んでいたため、日本でSUPER GTのレースが行われたのは8月末の鈴鹿以来。これだけ期間が空いたことも、来場者増加につながったのかもしれない。
前述の通り1日で予選、決勝を行うため、イベントなどもハードスケジュールとなったが、どれも大盛況。特に最終戦ということでドライバーやマシン、またレースクイーンも2016年バージョンは見納め。その光景を収めようとカメラを構えるファンや熱心にサインをもらってまわるファンなど様々だった。
今回は「熊本地震復興支援大会」という位置付けにもなっており、会場にはくまモンが登場。12日の夜にはトークショーとチャリティーオークションなども行われた。
13日の決勝前には恒例となった警察車両が先導しての交通安全啓発活動を目的としたパレードランを実施。今回は栃木県警が協力し、NSXやフェアテディZのパトカーも登場し注目を集めた。
第8戦終了後には、グランドフィナーレも開催。全ドライバーが特設ステージに上がり、1年間応援してくれたファンに感謝の挨拶を行っていたほか、自らのSNSに載せる用にセルフィーで写真を撮るなど、レース中とは違った和やかな雰囲気となっていた。
そして、撤収作業が進むピットではチャンピオンチームの集合写真の撮影も行われ、両クラスのドライバー、メカニック共に満面の笑みを見せていた。
前述でも触れた通り両日とも、昨年を上回る来場者数を記録し、12日は23,500人、13日は36,000人。合計で59,500人となり、昨年の50,000人(予選日17,000人、決勝日33,000人)を大きく上回った。
これで2016年のSUPER GTシリーズは終了。来年は4月に例年通り4月上旬に岡山国際サーキットで開幕を予定している。GT500は全てマシンが入れ替わり、また勢力図がどうなるか気になる他、GT300もドライバー、チーム、参戦マシンを含め新たなう動きがありそうだ。
今から、来年の開幕が非常に楽しみなところだ。
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