鈴鹿サーキットで開催されているF1日本GPは、フリー走行2回目が行われ、午前に引き続きニコ・ロズベルグ(メルセデス)が、トップタイムをマークした。
午前中より雲が分厚くなった引き続きドライコンディションでセッションスタート。基本的なチェックラップフリー走行1回目で終わっており、午後は比較的早い段階からペースアップ。まずはフェラーリ勢が1分34秒台しトップに躍り出るが、すぐにロズベルグが1分33秒758、ハミルトンも1分33秒475をマークし、相変わらずの好調ぶりを発揮した。
その後、ソフトタイヤに履き替えるとロズベルグがさらにペースを上げ1分32秒250をマーク。午前中の自身のベストタイムを0.2秒上回った。朝のセッションでは少し差をつけられていたハミルトンだったが、1分32秒322をマーク。わずか0.072秒差で2番手につける。さらにキミ・ライコネン(フェラーリ)もペースを上げ1分32秒513で3番手。午前中は1秒差をつけられていたが、その遅れを挽回する走りをみせた。
セッションの折り返しに差し掛かった開始40分にエステバン・グティエレス(ハース)がデグナー手前でストップ。車両回収のためバーチャルセーフティカーが導入された。約4分ほどで解除されるとセッション後半は決勝を見据えてのロングラン。当初、日曜日は雨になるのではないかと言われていたが、最新の天気予報ではどうやらドライコンディションでレースが行われそう。そうなると、ここでのデータが非常に重要となるため、各チームとも入念に走り込んでいた。
結局、上位陣のオーダーは変わらずにチェッカーフラッグ。ロズベルグが2セッション連続トップという形で初日を終えた。
またマクラーレン・ホンダ勢は午後もフェルナンド・アロンソが好タイムを記録。1分33秒985で8番手につけた。ジェンソン・バトンは攻め込むとブレーキでロックするなど、やや苦戦している様子。1分34秒398で16番手となった。
【フリー走行2回目結果】
1位ニコ・ロズベルグ(メルセデス)1分32秒250
2位ルイス・ハミルトン(メルセデス)1分32秒322
3位キミ・ライコネン(フェラーリ)1分32秒573
4位マックス・フェルスタッペン(レッドブル)1分33秒061
5位セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)1分33秒103
6位セルジオ・ペレス(フォース・インディア)1分33秒570
7位ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)1分33秒873
8位フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)1分33秒985
9位バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)1分34秒028
10位カルロス・サインツ(トロ・ロッソ)1分34秒086
11位フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)1分34秒127
12位ダニエル・リチャルド(レッドブル)1分34秒150
13位ロマン・グロージャン(ハース)1分34秒241
14位ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)1分34秒305
15位ケビン・マグヌッセン(ルノー)1分34秒339
16位ジェンソン・バトン(マクラーレン)1分34秒398
17位エステバン・グティエレス(ハース)1分34秒643
18位ジュリオン・パーマー(ルノー)1分34秒760
19位フェリペ・ナッセ(ザウバー)1分34秒824
20位パスカル・ウェーレイン(マノー)1分35秒292
21位エスティバン・オコン(マノー)1分35秒400
22位マーカス・エリクソン(ザウバー)1分36秒318
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