2016“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレースが11時30分にスタート。現在4時間を経過して、No.21YAMAHA FACTORY RACING TEAMがトップを死守している。
スタート直後から波乱が続出した今年の鈴鹿8耐。7周目には優勝争いの一角と目されていたNo.5F.C.C. TSR Honda(ドミニク・エガーター)がシケインで転倒。ピットに戻って修復作業を行い、戦列に復帰するが、大きく順位を後退。また最初の40分でトップを走っていたNo.17TeamKAGAYAMAもピット作業でトラブルが発生。第2スティントでもタイヤがホイールのリムから外れるトラブルに見舞われ現在は14番手を走行している。
これでトップに立ったのは、21番ヤマハファクトリー。中須賀克行、アレックス・ローズ、ポル・エスパルガロの順でリレーしていき、早くも4時間経過時点で110周を走破。このまま行けば咲いた周回数(219周)を更新しそうな勢いだ。
このヤマハファクトリーに勝負を挑んだのがNo.634MuSASHi RT HARC PRO。なんとか1分以内の差を保っていたが、ニッキー・ヘイデンがライディング中の75周目にトラブルでストップ。ピットまでマシンを戻し修復作業が行われたが、リタイアが正式決定。昨年に続き、今年も夜のチェッカーを迎えることができなかった。
これで2番手に上がったのはNo.12ヨシムラ・スズキ・シェル・アドバンス、No.87TeamGREENとともに激しいポジション争いを繰り広げている。
今年は、ここまでセーフティカーが一度も出場しないという珍しく落ち着いた展開になっているが、レースはまだ4時間残っている。どういった結末を迎えるのか、まだまだ目が離せない。
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