いよいよ決勝を翌日に控えた30日夜。恒例の「鈴鹿8耐前夜祭」が行われた。
トップ10トライアルの興奮が冷めない鈴鹿サーキットだが、日が暮れるに連れて、鈴鹿8耐ならではの「お祭りムード」になっていった。
前夜祭のトップを飾るのは今年もバイクで会いたいパレード。今年は800台のバイクが参加し、サーキットに登場。各チームのスタッフもサインボードを出すなどして、歓迎していた。
メインイベントとなるトークショーでは6人のライダーが登場。まず前半パートでは世界を舞台に活躍してきた芳賀紀行とニッキー・ヘイデン、そして期待の若手の1人であるドミニク・エガーターが登場。この日はなんとヘイデンの誕生日ということで、ピエール北川アナウンサーの呼びかけでスタンドのファン全員が「ハッピーバースデー!ニッキー!」とコール。これにはヘイデンも大喜びの様子で「こんな素晴らしい場所で、誕生日を迎えられて本当い嬉しい」と語っていた。
後半パートではカワサキTeamGREENの柳川明、渡辺一樹、レオン・ハスラムが登場。カワサキのバイクの魅力や鈴鹿8耐への思いなどをトーク。陣営としては20年以上もの間、8耐優勝から遠ざかっているため、今年こそはベストリザルトを残したいという思いもファンの前で披露していた。
そして、今回も夜間でのデモランを開催。カワサキのNinjaH2Rが2台登場。TeamGREENでコーチを務める藤原克昭氏とトリックスターの鶴田竜二監督。真っ暗で通常より視界が悪いにもかかわらず、2人とも全開でメインストレートを駆け抜けていった。
前夜祭の後半は、鈴鹿8耐の風物詩でもあるナイトピットウォーク。年々、豪華さを増しているこのイベントだが、今年は各チームとも工夫を凝らし、クオリティも大幅に進化。ナイトピットウォーク仕様のコスチュームを着たレースクイーンが登場したり、特別仕様のライティングをするのは当たり前。
さらに今年はアイドルのライブが開催された他、全国のご当地ゆるキャラなども登場。どのピットも見どころ盛りだくさんだったのが印象的だった。
その中で一番の注目だったのは、やはりエヴァレースクイーン。今回もナイトピットウォーク限定コスチュームである新作水着をお披露目。これも毎年恒例となっており、多くのファンでごった返していた。
いよいよ明日は、決勝日。今年はどんなドラマが待っているのか…非常に楽しみだ。
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