2016鈴鹿8耐の公式合同テストは最終3日目を迎え、No.12ヨシムラ・スズキ・シェル・アドバンスがトップタイムを記録した。
前日ほどの暑さとはならなかったが、夏らしい1日でセッションが進行。Aグループでは途中何度か赤旗があり、やや不完全燃焼のところもあったが、大きなクラッシュなどもなく17時30分に全セッションを終えた。
トップタイムを記録したのはヨシムラ・スズキ。今年は同チームから参戦する芳賀紀行は2日目からヨシムラ伝統のスペシャルヘルメットで登場。スペアバイクをメインに走り込みを行い、バイクやタイヤのフィーリングをスタッフに伝えていた。エースの津田拓也も順調に走行。最終セッションでは2分07秒479をマーク。3日間トータルで最速タイムで合同テストを終えた。今回はヤマハ・ファクトリー・レーシングが参加していなかったため、今回の結果がそのまま本番での勢力図とは考えづらいが、3日間のうち2日でトップタイム。確実に手ごたえをつかんでいる様子だった。
2番手にはNo.5 F.C.C. TSR Honda。昨日はマシン炎上に見舞われてしまったが、3日目も積極的に走り込みを行い、2分08秒224を記録。3番手には同じホンダ勢のNo.104 TOHO Racingが2分08秒249で続き、ホンダ勢が最終日で速さを見せていた。
公式合同テストはこれで終了。来週の13・14日にもタイヤメーカーテストを経て、いよいよ3週間後の28日に2016コカ・コーラ ゼロ鈴鹿8時間耐久ロードレース第39回大会が開幕を迎える。
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