今年も7月末に鈴鹿サーキットで開催される「コカ・コーラ ゼロ鈴鹿8時間耐久ロードレース第39回大会」に参戦するエヴァRT初号機TRICK STARのライダー体制が明らかになり、昨年の鈴鹿8耐を沸かせたエルワン・ニゴンが再び鈴鹿に帰ってくる。
すっかり鈴鹿8耐では欠かせないチームとなり、毎年注目を集めているエヴァンゲリオンレーシング。今年もTRICK STARと組んで7度目の鈴鹿8耐挑戦を表明している。
そのエヴァRTが公式ブログで12日、第3ライダーを発表。すでに体制が明らかになっている出口修、井筒仁康に加え、昨年チームの力走に大きく貢献したニゴンの起用を発表した。
ル・マン24時間レースの優勝や世界耐久シリーズでの活躍など、特にヨーロッパでのスーパーバイクの耐久戦で経験を積んできたニゴン。昨年はエヴァRTの第3ライダーとして来日。金曜の公式予選では熾烈なトップ10争いを制し、予選8番グリッドを獲得した。
決勝レースでは当日朝に行われたウォームアップでのクラッシュ。スペアバイクも同セッションで転倒してしまい、スタート2時間前にして走行可能なバイクがない状況に。それでもチームは諦めずに突貫工事でマシンを修復。ピット出口閉鎖1分前にエンジンが始動。ギリギリのところでスターティンググリッドいついた。
ただフレームにも損傷が及んでいたため苦しいライディングを強いられることになったが、8時間を意地で走り抜き11位でチェッカー。無事に走りきった達成感はあったものの、思い描いていた結果を出せず悔し涙をのんだ。
そして、今年も同じ3人での参戦。さらにマシンは戦闘力がアップしているカワサキの新型ZX-10R。展開次第では、ここ数年手が届きそうで届かなかった表彰台の可能性も見えてきそうだ。
また毎年注目を集めているエヴァRTのレースクイーンも登場。4月の鈴鹿2&4レースでは2人のみの登場だったが、7月の鈴鹿8耐本番ではフルメンバーの5人が登場予定。毎年恒例のエヴァRTステージも予定されているとのことで、ファン必見の週末となりそうだ。
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