2016年のSUPER GT第1戦岡山の公式練習が行われ、No.37 Keeper TOM’S RC F(ジェームス・ロシター/平川亮)がトップタイムを記録した。
朝から太陽も顔を出しドライコンディションとなった岡山国際サーキット。気温13度、路面温度17度とやや涼しさも感じるコンディションでセッションがスタート。前年チャンピオンのNo.1MOTUL AUTECH GT-Rを先頭に続々とコースイン。サーキットにGTマシンのエキゾーストサウンドが響き渡り、レースシーズン到来を告げていた。
セッション序盤にトップタイムを記録したのはNo.12カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が1分19秒164をマーク。No.39DENSO KOBELCO SARD RC Fが0.022秒差でつけ、早くも僅差の上位陣となった。その後は各陣営ともにフリー走行のプログラムを消化していく流れでタイム更新はなかった。しかしGT500専有走行で37号車を駆る平川亮が、1分19秒018を叩き出しトップへ。このままトップタイムとなりセッションは終了。2番手に12号車、3番手に39号車が続いた。
15台中11台が1秒以内という接戦になったが、フタを開けてみると上位陣はレクサス、日産勢が独占。ホンダ勢はテスト時同様になかなかタイムを上げることができず、5台とも下位に沈む結果に。エース格のNo.100RAYBRIG NSX CONCEPT-GT(山本尚貴/伊沢拓也)は専有走行時に白煙を上げてピット出口で止まってしまうというハプニングが発生。この後の公式予選にも影響が出そうだ。
GT300クラスは今季から新しくSUPER GTに登場したFIA-GT3マシンが好タイムをマーク。No.65 LEON CVSTOS AMGが1分26秒330でクラストップ。2番手にNo.21HITOTSUYAMA Audi R8 LMS、3番手にはNo.25VivaC 86 MCが続いた。
また公式練習後に行われたサーキットサファリで波乱が発生。ダブルヘアピンを立ち上がったところでNo.9
GULF NAC PORCHE 911が炎上。ドライバーはすぐに脱出し火もすぐに消し止められたが、サーキットサファリは途中で中断。そのまま終了することになった。
今日は天気が良いだけでなく、初夏に近づくような陽気となっている岡山国際サーキット。午後の予選は、この気温の高さも一つのポイントになりそうだ。
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