【スーパー耐久】2016第1戦もてぎ:難しいコンディションを味方につけ、GTNET GT-Rがポールポジション!

©S.Nakagawa
©S.Nakagawa

 2016年のスーパー耐久開幕戦もてぎが2日に開幕。ツインリンクもてぎで公式予選が行われた。

 年々参戦台数が増え、開幕戦では62台がエントリー。このうちFIA-GT3マシンで争われるST-Xクラスは11台が参戦。中でも今年はGTアジアで活躍していたクリア・ウォーター・レーシングが参戦。マクラーレンの新型マシン「650S GT3」に注目が集まった。

©S.Nakagawa ©S.Nakagawa
©S.Nakagawa

 スーパー耐久では各ドライバーごとにセッションが設けられ、事前申請したAドライバーとBドライバーの合計タイムでグリッドが決まる。曇り空の中で始まった公式予選だが、途中雨が降り始めWET宣言が出される難しいコンディションとなった。それでも各チームが果敢にアタックを披露。5号車のGTNET GT-Rが2人とも1分49秒台をマークし、合計3分38秒825でポールポジションを獲得。2位以下に2.5秒の大差をつけた。

©S.Nakagawa ©S.Nakagawa
©S.Nakagawa

 接戦となった2番手以降の争いは、22号車のクリア・ウォーター・レーシングが合計3分41秒375でフロントローを獲得。3番手には、わずか0.013秒差で敗れた24号車KONDO RACINGが続いた。

©S.Nakagawa ©S.Nakagawa
©S.Nakagawa

 またST-4クラスの予選も白熱。86号車TOM’S SPIRITのトヨタ86と41号車TRACYSPORTSのホンダS2000のトップ争いは、合計タイムでついたギャップはわずか0.060秒差。86号車がクラスPPを勝ち取った。また脇阪寿一も52号車埼玉トヨペットの86で参戦。クラス7番手から明日の決勝レースを迎える。

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

おすすめ記事

  1. 2019-5-12

    【2019F1日本GP】2019日本GP期間中のキャンプサイト予約受付が5月16日(木)9時からスタート

    5月19日(日)の観戦券販売開始に先立ち、レースウィーク中に利用できるキャンプサイトの予約受付が…
  2. 2019-2-23

    【2019F1日本GP】F1日本グランプリ 民間駐車場予約開始!

    2019年10月に開催されるF1日本グランプリの民間駐車場の予約が早くも始まった! 場所は、鈴鹿…

最近の記事

  1. Onodera RIno  10月20日、大分県のオートポリスで2024スーパーGT第7戦『…
  2. JRP  10月13日(日)、静岡県の富士スピードウェイにて全日本スーパーフォーミュラ選手権…
  3. Rino Onodera 悪天候により朝の公式練習では赤旗続出。午後の公式予選もキャンセルに…
  4. SUPER GT Rd.4 富士スピードウェイ
    Rino Onodera 約2カ月間のインターバルを挟み、2024AUTOBACS SUPE…
  5. ©️GTA 2024シーズンのAUTOBACS SUPER GT Rd.3『S…

カテゴリー

アーカイブ

SPECIAL SITE

*

*

ページ上部へ戻る