SUPER GTのGT500クラスに参戦するトムスは、新しくKDDI株式会社とスポンサー契約を結び、36号車の新しいカラーリングを富士合同テストでお披露目した。
昨年までペトロナスカラーで定着していた36号車だったが、昨シーズンを持って契約終了。新しいスポンサー、およびカラーリングに注目が集まっていたが、先日の岡山テストではスポンサーロゴのない暫定カラーで走行していた。
富士テストの前日にリリースが発表され、auカラーのマシンも公開。一般のファンの前での走行は今回が初となった。約10年前にもauカラーのマシン(当時はスープラ)が参戦していたこともあり、ファンの中にはauカラーを“復活”と捉えている人も少なくない模様。それでも昨年までの36号車とは異なるauのオレンジ色が大きくデザインされているため、これまでとは全く違った印象を与えていた。
KDDI株式会社の田中孝司社長は「このたび、国内最大のGTレースにおいて、「LEXUS TEAM TOM’S」をサポートすることができて、大変興奮しております。KDDIは、これまでもSUPER GTの前身である全日本GT選手権をはじめ、モータースポーツの最高峰であるフォーミュラ・ワンに参戦したトヨタF1チームのスポンサーになるなど、モータースポーツとかかわってきました。技術革新が目まぐるしく変化する競争環境には、通信事業と同じ感覚を覚えます。このような同じ境遇の同志として、「LEXUS TEAM TOM’S」を応援していきます」とプレスリリースでコメントを発表。
トムス代表取締役会長の舘信秀氏も「この度、KDDI株式会社様のご支援を受け「au」カラーでスーパーGT選手権に参戦できることを非常に光栄に思います。ご期待にお答えするべく「au TOM’S RC F」の速さを遺憾なく発揮し、シリーズチャンピオンの獲得を目指し、みんなが「英雄」になれるよう精進する所存でございます」と今季の意気込みを語った。
今シーズン、王座奪還を目指す名門トムス。開幕戦から新カラーリングのマシンに注目が集まりそうだ。
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