3月18日、待ちに待った2016F1世界選手権がオーストラリア・メルボルンにあるアルバート・パークサーキットで開幕。全22台が揃い、今年も華やかなF1の雰囲気が帰ってきた。
今年からドライタイヤ1レースにつき3種類まで使用可能。また予選レギュレーションも細かく変更されるなど、ファンにとってはまた新らしいルールを覚えないければいけないところではあるが、新しいカラーリングが施されたマシンが走る姿を観て、テレビ観戦でも興奮を抑えきれない方も多いだろう。
初日は2回のフリー走行が行われたが、天候はあいにくの雨。午前中に一時的にドライとなり一部のドライバーがソフトタイヤを装着するシーンもあったが、午後は再び雨模様に。これで足元をすくわれたのが昨年ランキング2位のニコ・ロズベルグ(メルセデス)。ターン7でバランスを崩しウォールにヒット。フロントウイングにダメージを負ってしまい、結局午後は4周しか走れなかった。
トップタイムはルイス・ハミルトン(メルセデス)。午前、午後ともに難しいコンディションで速さをみせた。FP2で2番手につけたのはニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、3番手にはキミ・ライコネン(フェラーリ)が続いている。
マクラーレン・ホンダ勢も順調に周回を重ね、午後は2台ともシングルポジションに。しかし、悪天候を警戒して走行を控えたマシンも多く、まだまだ全体の勢力図が見えてこないといった状況だ。
今年は史上最多の21戦が開催されるF1。果たしてハミルトンが3連覇を勝ち取るのか?それともライバルたちが王座を奪うのか?長い長いシーズンの戦いが、今始まった。
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