2016年のF1プレシーズンテスト4日目が25日カタロニア・サーキットで行われ、キミ・ライコネン(フェラーリ)が最速タイムをマークした。
前日はトラブルでほぼ半日走れなかったライコネンだが、最終日の4日目は朝から好調。さらに2日目のセバスチャン・ベッテルと同様にウルトラソフトタイヤも使用。1分23秒477を記録し、この日のベストタイムをマークした。これでフェラーリ勢は4日中3日間でトップタイムを記録。柔らかいタイヤコンパウンドを使用してのタイムだけに純粋なマシンパフォーマンスが良いとは断言しにくい部分があるが、少なからずメルセデス勢に近づき始めていることは確かなようだ。
2番手には同じくウルトラソフトを使用したダニール・クビアト(レッドブル・レーシング)、3番手にはフォース・インディアのテストドライバーであるアルフォンソ・セリスが続いた。
メルセデス勢は今回もリザルト重視ではなく、様々なパーツを試しながらマイレージ稼ぎ。午前のルイス・ハミルトンが99周、午後のニコ・ロズベルグが86周と計185周も走破した。
3日目に初めて大きなトラブルが発生したマクラーレン・ホンダ。フェルナンド・アロンソが朝一番にコースインしたまでは良かったもののイスタレーションラップを3周して再び問題が発生。今度は冷却液が漏れていることが確認されたとのこと。結局、この日は再びコースインすることはなく、ノータイムで終了。第2回のテストに向けて大きな課題が残ってしまった。
第1回目のバルセロナテストはこれで終了。次回は3月1日〜4日のスケジュールで2回目の合同テストが行われる。
[table id=28 /]
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。