現地時間の今日22日からスペインのバルセロナにあるカタロニア・サーキットでF1公式合同テストが開幕。待ちに待ったF1の2016シーズンが本格始動する。
今年はハースF1が新たに加わり全11チーム22台のエントリーになる予定。すでに前日までにルノー、ウイリアムズ、フェラーリ、メルセデス、マクラーレン、ハースが新車発表を終えており、さらにバルセロナ現地でも初日の走行前に新車発表を控えているチームも多数いる。
2016年は例年になくドライバー移籍が少なく、ほぼ全チームが昨年と同じドライバーズラインナップで参戦。しかし「打倒メルセデス」を合言葉に特にフェラーリやウイリアムズ、レッドブルなどがマシンのパフォーマンス向上に力を入れてきた。それがうまく機能するのか否か、今日からのテストで明らかになる。
今年は2月初旬のヘレステストがなくなり、バルセロナでの8日間(4日×2回)と走行時間が限られている。そのため、マシンが完成した時に持っているポテンシャルがシーズン前半の勢力図になると言っても過言ではない。それらを見極める上で、今日22日の「テスト初日」のリザルトに注目が集まるのだ。
昨年はフェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムを記録。結果、シーズンに入ると2014年の不振を跳ね返すような快進撃をみせた。果たして今年はどのチームがどんな速さをみせるのか、非常に楽しみなところだ。
そして日本のファンにとしては、マクラーレン・ホンダの仕上がり具合も気になるところ。21日に大幅な改良が施された「MP4-31」を公開。パワーユニットはもちろん、車体面も大きく変更されている。昨年のテスト初日ではわずか5周しか走れず、1日で100周走破に漕ぎ付けるのに、かなりの時間を要してしまった。
今年は大きなトラブルなく初日を終えることができるのか、そしてライバルとのタイム差はどれほどのものになっているのか。初日のセッションが終わるのは日本時間の深夜になるが、ファンの皆様としてはその結果が非常に待ち遠しいところだろう。
なお、カタロニアサーキットの公式Twitterによると、テスト期間中の担当ドライバー振り分けは以下の通りとなっている。
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