今年からワークス体制でF1に復帰するルノーが3日、フランスで体制発表を行い2016年モデルのF1マシン「R.S.16」をお披露目した。
昨年までのロータスを買収し、久しぶりにルノーとして参戦。カラーリングもルノーワークスを象徴する黄色と黒を使用したデザインだが、以前まで(2010年)のカラーリングと違い今回は黒がベースとなっている。またフロントノーズや両サイドポッドには「RENAULT」のロゴが白字で目立つ他、エンジンカバー部分には昨年までレッドブルをスポンサードしていた「インフィニティ」のロゴが確認される。
以前はレッドブル・レーシングとともにライバルを圧倒していたが新規定の1.6リッターターボエンジン+ハイブリッドシステムになって以降はメルセデスの先行を許すことに。このワークス復活で彼らを逆転したいところ。ルノーのカルロス・ゴーン社長は「まずはライバルとの差を縮めることが最優先」と、今季については大きな目標を掲げるのではなく、現状を打破するところからスタートする考えのようだ。
ドライバーは当初パストール・マルドナードで内定していたが、スポンサー等の問題が発生し、急遽離脱。代わりに2014年はマクラーレンでフル参戦。昨年も同チームのリザーブドライバーを務めたケビン・マグヌッセンが起用された。チームメイトには昨年ロータスのリザーブを務めたジュリオン・パーマーがドライブすることになる。
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