4日に都内で行われたTOYOTA GAZOO Racingのモータースポーツ体制発表での脇阪寿一がGT500引退を発表。そこから一夜明け、彼の公式twitterなどにはファンからメッセージが多数集まっている。
シーズンの最初のイベントともいえる体制発表の場で、引退表明という過去にはあまり例がない形での発表。突然のニュースに驚いたというファンも多かった様子。その後、彼のTwitterには数え切れないほどのメッセージがファンから寄せられている。
大半は18年にわたってGT500という第一線の舞台で活躍し続けるだけでなく、レースの魅力、クルマの魅力を伝えるべく様々な方面で活躍をねぎらうように「お疲れ様でした。」という書き込みが多数。また今季からチームルマンの監督就任についても「第2章、楽しみにしています」 「これからも頑張ってください」と、新しい活動を応援しようという前向きなコメントも見られた。
前述の通り、18年にわたって日本のモータースポーツを牽引する立場も担っていた脇阪が、ついに第一線を退くということで、モータースポーツ媒体だけでなく一般のニュースメディア等でも取り上げられ、それで初めて彼の引退を知った方からも「ショック」「寂しい」「もっと走っている姿を見たかった」と、引退を惜しむ声もSNS等で上がっていた。中には「プレイングマネージャー希望!」や、「2人が不甲斐ない走りをしていたら俺が乗る!とか言ってほしい」など、どこかで現役続投を望んでいるファンの声もあった。
2009年のチャンピオンを経て、翌年末でトムスを離脱。それ以降はシートを求めてクラフト、サード、バンドウと渡り歩き、その姿をよく思わない意見も当時は少なからずあった。しかし、いざ引退発表という事実、国内モータースポーツ界を牽引してきた「脇阪寿一」という大きな存在がドライバーズラインナップからいなくなるという事実に、なかなか吹っ切れない思いを持っているファンも多いようだ。
なお、今季はチームルマン監督以外にもスーパー耐久、86/BRZ Raceなどに参戦を予定しており、レーシングドライバーとしての活動は続けていくそうだ。
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