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【HRTD2015】アロンソ、NSX CONCEPT-GTを気に入った様子?「機会があれば次はもっと走りたい」
- 2015/12/9
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ツインリンクもてぎで開催されたHonda Racing THANKS DAY 2015にフェルナンド・アロンソが来場。最後はMotoGPバイクで走行するなどサプライズをみせたが、もう一つのサプライズがSUPER GTマシン「NSX CONCEPT-GT」のドライブだった。
セレモニーを終えてピットに戻ったアロンソは、通称“99号車”と言われているホンダのテストカーに。DTMとの統一規定にある現行マシンはコックピット乗り込み口が狭いが、アロンソはすぐに乗り込みステアリングなど各部をチェック。ヘルメットをかぶり出番を待った。
今回は新型NSXのお披露目走行がメインだったため、先日の東京モーターショーで国内アンヴェールがされたばかりの新型NSXに佐藤琢磨が乗り込みコースイン。それを追うようにアロンソもピットを後にした。
アロンソにとってはNSX CONCEPT-GTのドライブはもちろん、ツインリンクもてぎも初の走行。さすがに1周目は様子を見つつ琢磨の後を追ったが、コツを掴み始めたのかメインストレートを過ぎると琢磨のNSXを抜き去りいきなりペースアップ。早くも4コーナー明けでは縁石を目一杯使うほど攻め始める。本来なら、ピットに戻らなければならないのだがそのまま入り口を過ぎ去り2周目へ。タイヤも温まってきたのかアグレッシブ度はさらに増していき、グランドスタンドのファンも初めて乗るGTマシンで見せるアロンソの走りに釘付けとなっていた。結局。ピットアウト・インラップを含め4周目でピットイン。マシンを降りたアロンソはNSX CONCEPT-GTのパフォーマンスが気に入ったのか満面の笑み。出迎えたホンダの八郷社長とも笑顔で握手していた。
初のSUPER GTマシンの感想を語ったアロンソは「凄くいい経験になった。SUPER GTのマシンは本当に素晴らしいクルマだね。コーナーリングスピードも速くてパワフルで面白かったよ。正直たった3周しか走れなかったのが本当に残念。次に機会があれば、もっとたくさん走りたいね。もてぎのコースも初めてだったけど、ゲームで体験したりMotoGPで観たりしていたから、コースは知っていたけど、実際に走ってみてチャレンジングだなと感じたよ。僕は鈴鹿と富士も走った経験があるけど、日本にはチャレンジングなサーキットが多いね。特に今日は天気も良いしファンの皆さんの熱気も素晴らしい。最高の1日だよ!」と上機嫌だった。
なお筆者の調べによると、アロンソが刻んだラップタイムは1周目がおよそ1分50秒前後、2周目がおよそ1分46秒前後だった。これはSUPER GT公式戦の予選タイムアタック前のウォームアップラップ(通称計測1周目)にやや劣るくらいのペースだ。
※このタイムは非公式なものであり、計測方法も通常のストップウォッチ等で計測ではなく、写真撮影時の画像データをもとに算出したものです。そのため最大で約2〜3秒前後の誤差があることをご了承ください。
走行シーンを観ていても、アロンソがNSX CONCEPT-GT(GT500マシン)に相当興味を持ったのは間違いなさそう。もちろん、実現する可能性は限りなく低いが、彼のGT500マシンでの“本気アタック”というのも、いつかは観てみたいものだ。
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