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【SF】デュバル、来季は何としてもレギュラー復帰へ「チャンスがあれば、また参戦したい」
- 2015/11/27
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25・26日にわたって開催されたスーパーフォーミュラ鈴鹿メーカー・ルーキーテスト。今回1年ぶりに参加となったロイック・デュバルが、来季へのレギュラー復帰に向けて、その思いを語ってくれた。
こうして公式セッション、もしくは全チームが集まってのテストの場に現れるのは2014年最終戦以来。今回は平川亮とチームルマンの7号車をシェアをし、デュバルは2日目の担当となった。初日は各ピットの様子を見回っていると、1年前はライバルだったドライバーやチーム関係者に笑顔で迎えられ、デュバルも再会を喜んでいたのか笑みがこぼれていた。
初日のセッション終了後。囲み取材の場に登場したデュバル。以前から慣れ親しんだプレス関係者に「皆さんお久しぶりです!またここに戻ってこられて嬉しいです」と笑顔で挨拶。また今回のテスト参加に関する経緯について語った。
「非常に難しい決断だったけど、今年はレギュラー参戦を行わないことになった。だけど、こんなに素晴らしいカテゴリーは継続して続けていたし、チームやトヨタとの関係も終わりにしたくはなかった。だから、今年はテストドライバーという形で何度か機会を得ることが出来た。夏にオートポリスでもテストしたし、今回の鈴鹿テストも、そういった約束の中で実現したもの。とにかく、この場所に戻ってこられて嬉しいよ。来年については、WECは継続する予定。加えてスーパーフォーミュラにも興味を持っているし、是非戻りたいと思っている。もしシート獲得の機会があれば、それを全力で掴み取りたいと思っている」
気になる来年についての選択肢についてはWEC、フォーミュラEなど様々なものがあるようだが、その中でも一番強調していたのは“スーパーフォーミュラ”。WECやル・マン24時間レースを制し、今ではアウディワークスチームでは欠かせない存在の1人となっているデュバル。そこまでしてスーパーフォーミュラ参戦にこだわる理由はどこにあるのか、するとこのような答えが返ってきた。
「理由は2つある。まず僕は日本でレースを学んだし、メンタリティとか文化とか日本がとても大好きです。ル・マンでも優勝しているけど、長年日本で走ってきた経験が生かされたと思う。だから、日本でレースを続けたいという気持ちが強い。もう一つの理由は、世界で最も素晴らしいマシンの一つなのが今のスーパーフォーミュラ。F1の次に速いし、レースのレベルは世界で一番と言って良いくらい高い。コーナリングスピードも高い。素晴らしいマシンだよ。究極に近いマシンで挑戦し続けることで、自分のドライビングを磨き続けクオリティを維持することができる。それを可能にしてくれるのがスーパーフォーミュラなんだ。世界で最も素晴らしいカテゴリーの一つであることは間違いない」
ただ来季のSFシートについては確約されている訳ではないとのことで、「とにかく限られた走行時間で自分のベストを尽くす。その結果次第で新たな話し合いの場も待っているだろう」とコメント。とは言っても、鈴鹿を始め国内各サーキットで素晴らしいレースを何度も見せてくれたデュバルが国内で走る姿を待ち望んでいるファンも多いはず。今後の彼の動向から目が離せない。
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