【SF】2015鈴鹿メーカーテスト:最初のセッションはオリベイラが1分37秒台でトップ、赤旗も続出

©T.Yoshita/KANSENZYUKU

 鈴鹿サーキットで始まったスーパーフォーミュラのメーカー・ルーキーテスト。午前中のセッションはジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(No.19 Lenovo TEAM IMPUL)が1分37秒831を記録しトップタイムを獲得した。

 ヨコハマタイヤにスイッチされて行われる初の合同テスト。グリーンシグナルから各マシンがコースインし、マシンのチェックに加え新しいタイヤの性能確認などを行っていた。

 しかしブリヂストンとは特性が異なるのかコースオフも続出。開始から1時間近く経ったところでは山本尚貴(No.16 TEAM無限)がコースオフし赤旗中断。その後も、中山雄一(No.18 KCMG)、小暮卓史(No.34 DRAGO CORSE)、ジャズマン・ジャファー(No.41 DOCOMO TEAM DANDELON RACING)、ニック・キャシディ(No.4 KONDO RACING)らがコースオフを喫し、計5回も赤旗中断となった。

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 その中でもオリベイラは走り出しから好タイムを記録。残り30分というところで先日の最終戦鈴鹿(Race2)のポールポジションタイムを上回る1分37秒831を記録した。2番手には山本がつけるも、0.5秒差。3番手には2015年王者に輝いた石浦宏明(No.38 P.MU/CERUMO・INGING)だった。

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 注目のストフェル・バンドーンも勢力的に周回を重ねていたがセッション中盤にトラブルが発生。その後マシンの修復作業に時間を要してしまい、17番手とやや不完全燃焼の結果に終わった。

 午後は13時30分から開始予定だが、鈴鹿サーキット周辺は雨が降り始め、ウエットでの走行となりそうだ。

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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