【SF】2015最終戦鈴鹿:予選前フリー走行はロッテラーがトップ、一貴が出遅れる

©H.Yoshii
©H.Yoshii

2015年のスーパーフォーミュラ最終戦が7日、鈴鹿サーキットで開幕。予選前のフリー走行はアンドレ・ロッテラー(No.2 PETRONAS TEAM TOM’S)がトップタイムを記録した。

いよいよチャンピオンが決まる1戦。また小林可夢偉など注目ドライバーがいることもあって、朝から熱心なレースファンが鈴鹿に駆けつけ、ゲートオープンから盛況となっている。

予選前の1時間のフリー走行。途中アンドレア・カルダレッリ(No.20 Lenovo TEAM IMPUL)のクラッシュがあったが、赤旗中断もなく順調にセッションが進行した。序盤から小暮卓史(No.34 DRAGO CORSE)や山本尚貴(No.16 TEAM無限)などホンダ勢が上位を占めていたが、チャンピオン争いをするメンバーも予選シミュレーションアタックでタイムを更新。最終的にロッテラーが唯一38秒台に飛び込み1分38秒951でトップ。2番手にはジェームス・ロシター(No.3 KONDO RACING)、3番手にジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(No.19 Lenovo TEAM IMPUL)が続いた。

ランキング首位の石浦宏明(No.38 P.MU/CERUMO・INGING)、2位の中嶋一貴(No.1 PETRONAS TEAM TOM’S)は一時タイミングモニターの下位2台となっていたが、石浦は最後のアタックで帳尻を合わせ4番手タイム。一方の一貴は最後までタイムが伸び悩み、トップから1.3秒遅れの14番手に終わった。

注目の公式予選は13時30分から。今回は2レース制のため計2ポイント分のボーナスポイントが与えられる。Race1のグリッドが決まる予選Q1から0.001秒単位のタイムアタック合戦が期待できそうだ。

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

おすすめ記事

  1. 2019-2-23

    【2019F1日本GP】F1日本グランプリ 民間駐車場予約開始!

    2019年10月に開催されるF1日本グランプリの民間駐車場の予約が早くも始まった! 場所は、鈴鹿…
  2. 2019-5-12

    【2019F1日本GP】2019日本GP期間中のキャンプサイト予約受付が5月16日(木)9時からスタート

    5月19日(日)の観戦券販売開始に先立ち、レースウィーク中に利用できるキャンプサイトの予約受付が…

最近の記事

  1. Onodera RIno  10月20日、大分県のオートポリスで2024スーパーGT第7戦『…
  2. JRP  10月13日(日)、静岡県の富士スピードウェイにて全日本スーパーフォーミュラ選手権…
  3. Rino Onodera 悪天候により朝の公式練習では赤旗続出。午後の公式予選もキャンセルに…
  4. SUPER GT Rd.4 富士スピードウェイ
    Rino Onodera 約2カ月間のインターバルを挟み、2024AUTOBACS SUPE…
  5. ©️GTA 2024シーズンのAUTOBACS SUPER GT Rd.3『S…

カテゴリー

アーカイブ

SPECIAL SITE

*

*

ページ上部へ戻る