2015年のSUPER GT第7戦オートポリス。注目の公式予選が31日に行われた。
標高が高い場所にあるオートポリスはすっかり秋も深まり朝晩は冷え込みが厳しいほど。予選時も晴天に恵まれたものの、気温12度、路面温度25度というコンディションになった。
8ポイント以内に6台がひしめく激しいチャンピオン争いが繰り広げられているGT500クラス。No.12 カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)以外は燃料リストリクター制限が外れたが、逆に上位メンバーは40kg台と重いハンデに苦しめられてしまい、No.100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT(山本尚貴/伊沢拓也)、No.46 S Road MOLA GT-R(本山哲/柳田真孝)が相次いでQ1敗退となる。
そんな中、Q1で速さをみせたのがNo.24 D’Station ADVAN GT-Rの佐々木大樹。1分33秒176を叩き出しトップ通過。今週末はヨコハマタイヤ勢の調子が良くNo.19 WedsSport ADVAN RC F(脇阪寿一/関口雄飛)も4番手でQ2進出する。
ポールポジションが決まるQ2。ここで速さをみせたのがランキング首位で唯一燃料リストリクターが付いている12号車。実は前回SUGOでのペナルティポイント累積により、安田が公式練習全てで走行禁止。オリベイラのみがマシンのセットアップに専念した。予選Q1ではぶっつけ本番となった安田だが、きっちりと3番手タイムをマーク。オリベイラにバトンを渡すとQ2で渾身のアタックを披露し、1分32秒835をマーク。従来のコースレコードを大きく更新するとともに暫定トップに浮上する。ライバルもタイム更新を狙うが1分33秒台が精一杯でオリベイラを上回ることができない。Q1トップ通過を果たしたクルムも1分33秒564と伸びず4番手に終わる。
結局トップが入れ替わることがないままチェッカーとなり、12号車が今季初のポールポジションを獲得。2番手にNo.38ZENT CERUMO RC F(立川祐路/石浦宏明)、3番手にNo.1 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)が続いた。
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