鈴鹿サーキットで開幕した2015F1日本グランプリ。木曜の大人気イベントであるドライバーサイン会が今年も行われ、大盛況となった。
午前中のピットウォークに参加したファンの中から抽選で当選した一部のファンが参加可能のもの。しかしドライバーの指定は出来ず完全にランダムである。今年もあいにくの雨となってしまったが、グランドスタンドには当選したファンだけでなく、落選したファンもドライバーを一目見ようと満員に。この熱い気持ちはドライバーにも届き、初めて鈴鹿を走るフェリペ・ナスル(ザウバー)は「こんな雨の中なのに集まってくれる皆さんは素晴らしい」と驚いた様子。パストール・マルドナード(ロータス)も「日本のファンは世界でナンバー1だ!」と絶賛していた。
また日本GP前から引退の噂が高まっているジェンソン・バトン(マクラーレン)は、笑顔で登場。直前のプレスカンファレンスでも引退に関する発言はなかったが、集まってくれたファンの前で「僕にとって日本は第2の母国レース。そして、この胸にあるホンダのエンブレムを背負って、全力で戦うよ!ガンバリマス!」と力強く語り、健闘を誓った。
今年のオオトリで登場したのはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)。赤いユニフォームで鈴鹿に登場するのは初めてだが、鈴鹿でのレースは早くも7回目。日本語の挨拶も少しずつ流暢になっており、彼も「ガンバリマス!アリガトウ!」と笑顔で挨拶。最後は最前列のファンにサイン入りカードを笑顔で配り、早くも鈴鹿サーキット全体が悪天候を吹き飛ばす勢いの熱気に包まれた。
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