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【SF】JRP白井社長が2016年のシリーズ展望について説明、来季ヨコハマタイヤ参入の可能性も…
- 2015/9/16
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12・13日にオートポリスで開催された全日本選手権スーパーフォーミュラ第5戦。その大会期間中にプレス関係者が参加しての「サタデーミーティング」が開催され、2016年のシリーズについての展望についての説明があり、JRPの白井裕社長からヨコハマタイヤがサプライヤーとして将来的に参入する可能性があることを示唆した。
今年に入ってからヨコハマタイヤがスーパーフォーミュラのタイヤテストを行っている様子が一部報道で取り上げられてきたが、これについての正式な情報は何もなく、今回JRP側からタイヤテストを実施していることが明らかにされた。
白井社長は「ヨコハマタイヤさんの来年以降のタイヤ供給の可能性に対してテストも実施しています。今後もいくつかテストをやっていく予定。まだ現段階ではあらゆる可能性を探っている状況です」と説明。来季の供給体制についてもワンメイクなのかマルチメイク(ブリヂストン・ヨコハマの2社供給)になるのかは、まだ可能性を探っているとのこと。また詳細な方向性の決定時期については「出来るだけ早い時期に発表できればと思っています」とコメントした。
また将来的には予選前に1回しかないフリー走行の時間もしくは回数も増やして方向の議論もチーム側と行っているとのこと。昨年はSF14に変わった1年目ということと、冬季テストが悪天候で中止になったためレースウィークの金曜日に専有走行という形で追加して走行セッションがあった。昨年のものはあくまで“急きょ“の対応だったが、こちらも将来的には正式にセッションとして追加される可能性もなくはないとのこと。
これについて白井社長は「1番現実的なのは昨年のように金曜日の夕方にセッションを増やす形ですね。土日は他のイベントもありますし、2&4レースになると時間も限られてきますから、金曜日に追加という方向になると思います。ただ、これを実現させるとなると様々な課題をクリアしていかなければならない。まだ検討に入る少し前の段階ですが、チームとの話し合いの中で議題にはあがっています」と述べた。
最後に来季のスケジュールについてはJAFに暫定カレンダーを提出したものの、開幕戦鈴鹿とWECシルバーストン戦が重なっている模様。これについては白井社長も「もちろんバッティングは避ける方向で進めてく」と強調。近年、F1やWECをはじめ世界中であらゆるカテゴリーのレースが開催されている中で、他のレースとの日程調整が非常に難しくなっている模様。WEC側も暫定状態とのことで、今後上手く調整がつくことを期待したい。
ダラーラのSF14が登場して2年目。国内最高峰で最激戦のバトルが展開され注目度も上がってきているスーパーフォーミュラだが、来季については少し動きがありそうだ。
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