2015年のF1第12戦イタリアGPが5日、イタリアのモンツァサーキットで予選が行われた。
今回もQ1から勢いを掴んだのはルイス・ハミルトン、ニコ・ロズベルグのメルセデス勢。今年のメルセデスのマシンはコーナリング性能を重視している傾向が強く、ストレートが多く超高速コースと言われるモンツァでは少し不利になるかと思われたが金曜フリー走行ではライバルに1秒近い差をつける速さをみせ、この予選でもハミルトンがQ1、Q2、Q3全てでトップタイム。最後は1分23秒397で今季11回目となるポールポジションを獲得。なんと5月のモナコGPから7戦連続でのPPとなった。
一方のロズベルグが遅れをとってしまい1分23秒703。その間に割って入ったのが地元イタリアでのレースで結果が求められるフェラーリ勢。キミ・ライコネンが1分23秒631で2位、セバスチャン・ベッテルも1分23秒685で3位を獲得。ここ最近はメルセデスが独占したフロントローの一角を跳ね馬勢が崩した。
またマクラーレン・ホンダ勢は今回もパワーユニット交換を行いグリッド降格ペナルティを受けることが確定している中でのレース。しかし金曜からトラブルに悩まされ、予選もQ2に届かず2台揃ってQ1脱落。しかし他チームでもユニット交換等によるペナルティがあるため決勝はバトンが15位、アロンソ16位からスタートの予定だ。
前回ベルギーではメルセデス勢の独壇場だったが、今回は長いストレートを生かしてフェラーリ勢の巻き返しも観られそう。注目の決勝レースは日本時間の6日21時からスタートする。
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