第38回”コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間ロードレースは快晴の中、11時30分スタート。ホールショットを決めたのは5番手からスタートした[17]Team KAGAYAMA 清成 龍一。しかし直後のS字で[634]MuSASHi RT HARC-PRO. 高橋 巧にパスされ、さらに2周目の西ストレートで[12]YOSHIMURA SUZUKI Shell ADVANCE Alex LOWESがトップを奪い1周目を終える。
ポールポジションからスタートした[21]YAMAHA FACTORY RACING TEAM 中須賀 克行は、スタートに失敗し大きくポジションを落とし1周目を終えた時点で11番手。その後はファステストを出しながら4周目には4番手まで浮上、トップが見える位置まで順位を挽回。5周目には[12]Alex LOWESから[634]高橋 巧がトップを奪い返し、[634]MuSASHi RT HARC-PRO.、[12]YOSHIMURA SUZUKI Shell ADVANCE、[778]F.C.C. TSR Honda、[21]YAMAHA FACTORY RACING TEAMの4台でトップ争いが繰り広げられた。
25周を終え、[634]高橋 巧からCasey STONERへ、[12]Alex LOWESから津田 拓也へそれぞれライダーチェンジ。アウトラップで[634]Casey STONERがトップへ浮上、真後ろから虎視眈々と トップを狙う[12]津田 拓也が130Rで大きくコースアウトし[634]Casey STONERから大きく遅れる。
[21]YAMAHA FACTORY RACING TEAMは28周も走りピットイン。中須賀 克行からBradley SMITHへライダー交代を行う。
[634]Casey STONERが2位以下を引き離しにかかった32周目、ペアピン手前110Rでフロントを取られ大クラッシュ。マシンは大破しリタイアとなった。この時点でMuSASHi RT HARC-PRO.の3連覇の夢は絶たれた。Casey STONERの転倒でセーフティー カーが入り、事実上のトップ争いは[21]YAMAHA FACTORY RACING TEAM、[12]YOSHIMURA SUZUKI Shell ADVANCE、[778]F.C.C. TSR Hondaの3台となる。
46周目にスプーンカーブで[66]ナンカイ部品 オーテックスズカレーシングのマシンがハイサイドで転倒し、2回目のセーフティーカーが入る。53周目に[12]津田 拓也からAlex LOWESへライダーチェンジ。[21]YAMAHA FACTORY RACING TEAMは60周目に[21]Bradley SMITHからPol ESPARGAROへライダーチェンジが行われた。この次の周には早くも[12]Alex LOWESを捉え[21]Pol ESPARGAROがトップを周回。
83周目には白煙を出したマシンにより本日3回目となるセーフティーカーが入った。このタイミングで[21]YAMAHA FACTORY RACING TEAMが [21]Pol ESPARGAROから中須賀 克行へとライダーチェンジした。[12]津田 拓也が92周目のシケインで転倒を期し[21]YAMAHA FACTORY RACING TEAMとの差が35秒へと広がる。この後、スプーンとヘアピンでの転倒があったため4回目のセーフティーカーが入った。
4時間を経過し[21]YAMAHA FACTORY RACING TEAMが1996年以来の8耐制覇に向けてレースを折り返した。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。