1時間を経過した2015鈴鹿8耐。早くも大波乱の展開が待ち構えていた。第1スティントは[12]ヨシムラ・スズキ・シェル・アドバンス(アレックス・ロウズ)、[634]MuSASHi RT HARC PRO(高橋巧)、そしてスタートの遅れから驚異的な追い上げをみせた[21]YAMAHA FACTORY RACING TEAM(中須賀克行)のトップ3が接近。1回目のピット作業を終え、ハルク・プロがトップに立つ。
高橋からバトンを受け取ったのはケーシー・ストーナー。待ちに待った鈴鹿8耐初の決勝スティントに臨んだが、ピットアウトから5周目にまさかの悲劇に襲われる。32周目のヘアピン手前でコントロールを失い激しく転倒。バイクはバラバラになってコース上に横たわりセーフティカーが導入されることになった。
ストーナーは自力で動いていたものの、念の為救急車に乗せられメディカルセンターへ向かう模様。意識はあるが怪我の状況等は不明だ。
この瞬間、3連覇を目指していた[634]MuSASHi RT HARC PROの脱落が決定。優勝トロフィーを再度奪還する夢は途絶えてしまった。
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