決勝を翌日に控えた鈴鹿サーキットで、今年も恒例の鈴鹿8耐前夜祭が開催。多くのファンで熱気に包まれた。
まず最初は17回目を迎えた「ばいくで会いたいパレード」。今年は全国から580台が参加し、夕暮れの鈴鹿サーキットをパレード。この時間はライダーやチームクルーもリラックスしており、1年に一度の大パレードを歓迎。特に今年から本格導入されている電光掲示板のサインボードにスペシャルメッセージを入れるなどそれぞれのパフォーマンスを披露していた。
今年は「The Supersports〜新時代のマシン〜」と題して、ホンダ「RC213V-S」、ヤマハ「YZF-R1M」、カワサキ「NinjaH2R」が登場。デモ走行担当ライダーとしてケーシー・ストーナー、野左根航汰、柳川明が登場。スペシャルマシンの性能の高さを紹介した。特に鈴鹿では初お目見えとなるRC213V-S。ストーナーは「本当にMotoGPマシンそっくり。バイクのフレームからライディングポジションまでしっかり再現されている。高価だけど買う価値はあるよ」と絶賛していた。
トークショーが終わるとまずはヤマハの野左根が登場。夜の鈴鹿に迫力あるエキゾーストを披露。続いてカワサキ柳川は大パワーのH2Rをアクセル全開。会場からは驚きの声も上がった。そしてオオトリはケーシー・ストーナー。翌日の決勝より一足早くナイトランを披露。こちらもアクセル全開で軽快なサウンドを披露した。
そして前夜祭の締めくくりは恒例の花火。満員に埋め尽くされたグランドスタンドのファンは、明日の決勝が素晴らしいものになるよう花火を見ながら願っていた。
その後は、8耐恒例のナイトピットウォーク。レースクイーンも特別仕様のコスチュームで登場したり、本番に向けてピットではタイヤ交換練習が行われ、ファンも時間いっぱいまで楽しんでいた。今年もまさに「お祭り」の夜が過ぎていった。
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