2015年”コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレースは2日目を迎え、朝から公式予選が始まっている。今年はエントリー84チームと多く、この予選で下位14台が予選落ち。8時間の決勝レースに出走できない。また明日行われるトップ10トライアル出場をかけた上位陣の争いも白熱するため、セッション1回目から激しいタイムアタック合戦が展開されている。
予選は第1、2、3ライダーがそれぞれ与えられた時間にコースインしタイム計測。チームベストのタイムが採用され、順位が決定。このうち上位10チームが明日のトップ10トライアルに進む。
午前中から気温33度、路面温度43度と夏らしいコンディションとなった鈴鹿サーキット。いきなり速さをみせたのが、今年からワークス体制で8耐復帰を果たした[21]YAMAHA FACTORY RACING TEAM。全日本3連覇中の中須賀克行が2分06秒877を記録。早くも同じAグループで突出したタイムを叩き出すとともに、昨年の金曜予選でトップタイムだった[634]マイケル・ファン・デル・マークが記録した2分07秒839を1秒上回った。
続くBグループでは、昨年のポールシッターである[12]ヨシムラ・スズキ・シェル・アドバンスの津田拓也が奮起。中須賀から0.081秒差に迫る2分06秒968を記録。結局、この2台のみが2分06秒台で頭一つ抜きでており、全日本でもライバル関係にある2人がいきなり火花を散らすセッションとなった。
そして注目のケーシー・ストーナーも限られた予選セッションの中でファンを魅了。第3ライダー枠のセッション開始早々に2分08秒台をマーク。一度ピットに戻って再びコースインすると、チェッカーフラッグが振られる周にチームベストだった高橋巧のタイムを上回る2分08秒113を記録。金曜日から熱心にサーキットへ駆け付けているファンからは拍手が沸き起こった。
この後、お昼休みのピットウォークを挟んで、14時30分から2回目の予選が行われトップ10トライアルのメンバーが正式に決まる。
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