いつも観戦塾をご覧頂きありがとうございます!
2015SUPER GT第3戦タイのレースウィークを振り返る「ヒトコマ集」の第2弾です。
前回はチャン・インターナショナル・サーキットを写真とともに振り返りましたが、今回はタイ戦ならではのレースウィークを振り返ります。
実はピットウォークやギャルオン、さらにサーキットサファリなど一見タイムスケジュールだけを見ると日本のレースウィークと何ら変わりはありません。でも舞台がタイとなると現地の人たちの文化も異なり、雰囲気も日本のそれらとは全く別のものになるんだなぁ・・・と感じた土日の2日間でした!では、どうぞ!!
第1弾「遠いけど…魅力も多い?チャン・インターナショナル・サーキット」
6月20日(土)、いよいよSGTの走行がスタート!現地タイのファンは朝からガッツリ観戦!ではなく、予選、決勝が観られればOK!という方が多いようで、朝のフリー走行からスタンドは熱気で満ち溢れてー!という感じではなかったです(笑)。この辺も日本と少し違うところですね。
今年は公式練習の時間が15分短くなり、より限られた時間でプログラムをこなしていかなければいけないため、朝からどのチームも積極的に周回していました。
このチャン・インターナショナル・サーキット。ネーミングライツを得ている「Chang」はアルコール飲料のタイ国内トップブランド。周辺の看板や一番のオーバーテイクポイントになるターン3は「Chang」のバナー一色です。ちなみにメディアセンター内にはChangのミネラルウォーター(1本約250ml)が常時用意されプレス関係者は飲み放題。それでも1日で10本以上は軽く飲み干してしまうくらい、本当に暑かったです(汗汗)
公式練習後は、日本同様にピットウォークも開催されました。ドライバーの皆さんも予選前にも関わらずピット前に出てきてくれましたが、ここからの雰囲気が違うのが、やっぱり海外戦の興味深いところ。日本ではとにかくサイン攻めに合うドライバーたちですが、ここでは一緒に写真撮影を求めるファンが大半!もちろんサインをしている姿も見られましたが、本当に一部分だけといった感じでしたね。
さらに全チームではありませんでしたが、レースクイーンの皆さんもタイ入りして応援に駆け付けました!ということで、今回は少なめですが……サービスカット〜♪
今回から夏仕様のコスチュームお披露目というチームも多かったですね。
彼女たちが登場するということは、、ここタイでもギャルオンが開催されました!ただし、ステージがメインスタンドから(およそ徒歩15分ほど)離れていたのが、やや難(汗)。ちなみに富士やもてぎでも導入されている場内シャトルで各コーナーのスタンドやイベント広場へ移動可能。(すいません、写真撮り忘れてきました…)
で、話を戻してギャルオン…φ(..)
この時のために英語でのPR文を皆さん練習していて、本番ではスラスラとPR!現地のファンも多数参加し盛り上がっていました!
ギャルオンステージ方面には各メーカーの現地法人が出展している大型ブースが。残念ながらタイミングが悪く盛り上がっている雰囲気は撮れませんでしたが、、、
日曜日のフリー走行後には国内戦ではすっかり恒例のサーキットサファリが開催されました!基本的な流れは日本と一緒ですが、登場した観光バスがこれまた・・・ド迫力というかカラフル!
よく見ると2階建てバスで、1階席はマシンとほぼ同じ目線!これは国内サーキットでは味わえない迫力ですよね!これは是非体験してみる価値ありです!
そして、いよいよ決勝前のグリッドウォーク!
すると・・・グランドスタンドから大声援が……。予選7番手スタートのNo.17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT(塚越広大/武藤英紀)を応援するために駆けつけた現地ケーヒン工場の皆さん!日本とは違って太鼓も用意し、息ぴったりの掛け声&人文字で17号車を送りだしました!
他にも一際賑わっていたのが現地チームとしてスポット参戦した28号車ランボルギーニ。レースでも粘り強い走りをみせクラス12位完走を果たしました!
さらに、グリッドのあちらこちらに現地タイのレースクイーンの皆さんも。こちらも大人気でしたね。
こうしてあっという間にグリッドウォークは終了。いよいよ決勝レースのスタートです。
GT500クラスはNo.46 S Road MOLA GT-R(本山哲/柳田真孝)が見事優勝!チームとしては3年ぶり。特に本山選手は2011年最終戦以来の勝利ということで、パルクフェルメでは2人でルーフの上に乗って大喜びでした!
GT300クラスはNo.3 B-MAX NDDP GT-R(星野一樹/高星明誠)が貫禄の走りでタイ戦2連覇!ということで、こちらもルーフの上で大喜び!ということで…今回もGT-Rが両クラスを制覇するレースとなりましたね。いや、今年は本当に隙がなく強いです。
しかし、優勝チームよりも盛り上がったのが、やはりケーヒン大応援団の声援をパワーに変えて走った17号車!序盤から徐々に順位を上げていき、終盤に3位浮上!そのまま今季初表彰台を獲得しました。表彰式の後は応援団の皆さんの前へ行き、深々と一礼。完全にヒーローになっていましたね。レース中もサッカー的なスタイルの応援でしたが、モータースポーツの舞台でもちゃんとドライバーやチームに思いが届くんだなぁと改めて実感しました。
ということで、あっという間にレースウィークは終了。
いかがだったでしょうか?
ほんの一部でしたが、タイのレースウィークを振り返ってみました。今回は日本でテレビ観戦という方が多かったと思いますので、これで現地に行った気分を体験していただけると幸いです。
次回は、番外編(?)ということで、サーキット以外のタイの様子を少しご紹介したいと思います!
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。