今年もお台場にレーシングカーとバイクが集結するビッグイベント「モータースポーツジャパン2015 フェスティバル イン お台場」が開幕。初日から32,582人が来場し盛り上がった。
モータースポーツをより身近に、より多くの人に楽しんでもらおうと2006年にプロジェクトがスタートし、お台場に特設会場を設けて2日間のイベントを毎年開催。早いもので今年で10年目を迎えた。
例年は秋に開催していたが、国内外のビックレースイベントと重なることが多かったこともあり、今年は初の春開催となった。今年も国内主要メーカーがブースを出展し、それぞれのレーシングカーが登場。さらに今年はスーパー耐久に参戦する日産自動車大学校をはじめ授業の一環としてレース活動に取り組む学校もブースを出展していた。
昨年から導入されたグリッドウォークは今年も開催。初日は雨に見舞われたものの、熱心なレースファンだけでなく、たまたまお台場に遊びに来た方も多数参加し大盛況。また本番同様のスタート進行も再現され、サーキットでしか味わえない興奮と緊張感を演出した。
またMSJのメインイベントでもあるレーシングカーのデモ走行には、現役マシンも多数登場。中には先週の岡山でSUPER GT開幕戦を戦い終えたばかりのNo.15 ドラゴ モデューロNSX CONCEPT-GT(小暮卓史)や、来週に開幕を控えている全日本選手権スーパーフォーミュラのNo.64 NAKAJIMA RACINGのマシンも登場。NSX CONCEPT-GTは小暮卓史、SF14は中嶋大祐がドライブ。狭い特設コースで何度もドーナッツターンを披露するなど迫力ある走りを披露。また昨年GT500チャンピオンに輝いた松田次生は2013年仕様のNo.23 MOTUL AUTECH GT-Rをドライブ。こちらは本番さながらのタイヤ交換デモンストレーションも行なわれ集まった来場者の注目を集めていた。
この他にも、ダカールラリーやパイクスピーク参戦車両に加えD1マシンも登場。普段はSGTやSFしか観ていないというファンも多く、あまり触れる機会のないプロのドリフトパフォーマンスに、一生懸命スマホやデジカメで写真を撮ろうとしているファンの姿も多く見られた。
ちょうど来週には全日本選手権スーパーフォーミュラの開幕戦鈴鹿とD1グランプリ開幕戦お台場、SUPER GTも来月初旬に第2戦富士が控えているということもあり、来場者への良いアピールの場となった。
MSJは明日12日も開催。予定では小林可夢偉も登場予定。より一層盛り上がる1日となりそうだ。
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