3月14・15日の2日間にかけて、岡山県の岡山国際サーキットで2015年のSUPER GT公式合同テスト。GT300クラスはNo.11 GAINER DIXCEL SLS(平中克幸/ビヨン・ビルドハイム)が2日間ともトップタイムを記録し、ライバルより一歩リードした。
今年もGT300FIA-GT3勢を筆頭にBRZやCR-Z GTなどのJAF-GT車両が参戦。さらに昨年の夏に発表されたGTAのマザーシャシーを使用するマシンなどが岡山国際サーキットに集結した。
特にトップ争いで見ると、昨年のチャンピオンチームであるグッドスマイルレーシングがマシンをメルセデスSLSに変更。名門ゲイナーとの「SLS対決」に注目が集まっている。0号車の初音ミクSLSもフロントウインドウに「テストでも負けるのはいやだ!」というメッセージで登場。しかし、フタを開けてみれば岡山を得意とする11号車ゲイナーSLSが初日に2日目も1分27秒404でトップに浮上。SLS対決では開幕を前に一歩リードをみせた。
他にもDirectionがフェラーリ458を投入した他、LMcorsaがレクサスRC F GT3にマシンをスイッチ。周回を重ねていた。
またマザーシャシー勢では久しぶりに復帰を果たす土屋エンジニアリングのNo.25VivaC 86 MC(土屋武士/松井孝充)が2日目に4番手タイムを記録しGT3勢の間に割って入った。
とにかく多種多彩のマシンが揃った今年のGT300だが、実力差も拮抗しており2日目はトップ10台が1秒以内にひしめいている。今年はGT500だけではなく、GT300のバトルからも目が離せない。
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