3月14・15日の2日間にかけて、岡山県の岡山国際サーキットで2015年のSUPER GT公式合同テストが開催され、GT500・300ともに各チームが集結し、テストが行われた。
GT500クラスは全15チームが参加。シーズン用にカラーリングが仕上がっているものもあれば、テスト段階でカーボン時のボディで走るチームと様々。特に昨年王者の日産勢は独自開発が許されているフェンダー部分を大幅に改良した模様。No.1 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)のマシンは外から形状が判別しにくい迷彩カラーでテストを行っていた他、他の日産勢のマシンもフェンダー部分だけカラーリングが施されていない暫定仕様。おそらく来月の開幕戦に向けてさらに磨きがかけられるだろう。
レクサス勢は、やはりSARDに加入したヘイキ・コバライネンが大人気。お昼休みのピットウォークでも、多くのファンがサインを求めにピット前に集まっていた。テストでも2日間合わせて平手晃平とともに積極的に周回を重ねていた。
ホンダ勢は新チームのドラゴ・モデューロ・ホンダ・レーシングが好調。2日目はロングランテスト重視だったためかタイムが伸びなかったものの、1日目はライバルと遜色ないタイムを記録。他のホンダ系チームも昨年からの遅れを取り戻す勢いが感じられた週末となった。
初日の総合トップはNo.24 D’Station ADVAN GT-R(佐々木大樹/ルーカス・オルドネス)が1分19秒341でトップ。2日目もNo.1 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)も1分20秒270でトップに出るが、僅差でレクサス勢も続くタイムシートに。またホンダはロングラン走行を中心としたプログラムをこなしていた模様で、まだどこのメーカーが有利なのかは判断が難しい合同テストとなった。
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