待ちに待った2015年のF1世界選手権が13日、メルボルンのアルバートパーク・サーキットで開幕した。パドックには全9チームに加え直前になって参戦を表明したマノー・マルシャも加わって10チーム20台が集結。注目のマクラーレン・ホンダも2台のマシンが到着した。
初日はフリー走行が行なわれ、晴天に恵まれたアルバートパーク・サーキットを各マシンが疾走。スタンドにも開幕戦を待ちわびていた多くのファンが訪れていた。
いきなり速さを見せたのが、昨年のチャンピオンチームであるメルセデス。午前、午後の両セッションともでワン・ツーを独占。2回目ではニコ・ロズベルグが1分27秒697を記録。2番手にはルイス・ハミルトンが0.1秒差で続いた。3,4番手には冬季テストから好調だったフェラーリ勢がつけるが、その差は0.7秒。今年も開幕戦からメルセデスが他を一歩リードしていることを見せつけた金曜フリー走行となった。
マクラーレン・ホンダはジェンソン・バトンと、療養中のフェルナンド・アロンソに代わってケビン・マグヌッセンが参戦。午前中はトラブルに見舞われ両者数周しか走れなかったが、午後はバトンが周回を伸ばし21周。トップから3.2秒遅れの13番手。マグヌッセンはターン6でクラッシュを喫し、16番手に終わった。
この他にもトラブル等でダニエル・リカルド(レッドブル・レーシング)、フェリペ・マッサ(ウイリアムズ)が午後のセッションは走らず、マルシャの2台も走ることが出来なかった。
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