マクラーレン・ホンダは3日リリースを発表。先日のバルセロナテストでクラッシュを喫したフェルナンド・アロンソが開幕戦オーストラリアGPを欠場することを発表した。
第2回目としてカタロニア・サーキットで行なわれていたプレシーズンテストの4日目。順調に周回を重ねていたアロンソだったが、予想外の突風の影響を受けコースオフ。高速のままコンクリートウォールに激突した。マシンの損傷は思ったほど確認できなかったが、その分アロンソ本人への身体に衝撃が伝わった模様で、駆けつけたメディカルチームにより救出。そのままドクターヘリへ病院へ緊急搬送された。
マクラーレンの発表によると、CTとMRIの検査を行なった結果異常はなく、大事をとって2日間ほど入院。退院後は最終のバルセロナ合同テストを欠席して自宅で安静にしていた。
その後も経過観察をしていた医師のアドバイスにより、当分の間は大きなクラッシュに遭うリスクを避けるべきとの判断。もし同じような衝撃を受けた場合、さらに症状が重篤化する可能性もあるとのこと。アロンソとチームはこのアドバイスを受け入れ、オーストラリアGP欠場を決定。代役はリザーブドライバーのケビン・マグヌッセンが務める。
ホンダ第4期挑戦のエースドライバーとして抜てきされたアロンソ。その初戦をドライブしないというのは本人にとっても、ファンにとっても残念なことだろう。しかし、彼はすでに第2戦マレーシアGPでの復帰に向けトレーニングを再開しているとのこと。まずは1日も早く、完全なコンディションに戻って元気な姿でサーキットに帰ってくることを願いたい。
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